■「ベストを尽くす」ということがいかに難しくやり甲斐のあることなのかを『アイモカワラズ』で思い知るのでした」(藤井隆)
藤井 隆の2ndシングル「アイモカワラズ」のMVが公開された。
2000年3月18日に歌手デビュー作として「ナンダカンダ」をリリースした藤井 隆。「ナンダカンダ」発売当時は芸人によるCDリリースが流行になっており、藤井の歌手デビューもその流れのひとつだと思われていたが、藤井のパフォーマンスの素晴らしさと、真剣に取り組む姿勢で、楽曲の良質さは高く評価され、同年の『NHK紅白歌合戦』にも出場した。
当時「ナンダカンダ第二弾」との打ち出しで、2000年11月8日にリリースされた2ndシングル「アイモカワラズ」は「ナンダカンダ」での制作陣(プロデューサーは浅倉大介、作詞はGAKU-MC)による楽曲。
今回アップされたMVは、「デジタルミュージックのオーソリティー浅倉大介、ジャパニーズラップのパイオニアGAKU-MC、お笑い界の新星藤井隆」という3人のアーティストのコラボレーションで、それぞれの得意技を形にしたことで生まれたクオリティーの高い楽曲をさらに立体的にしている。
ミュージカルを彷彿とさせる世界でのパフォーマンスから始まり、進むにつれ多くのヘッドフォンをしたダンサーたちが登場。撮影中、ダンサーたちは各自ヘッドフォンで自分の好きな曲を聞き、その曲に合わせフリースタイルで踊っていた。ダンサーの中には「ナンダカンダ」の振りを踊るメンバーがいるなど、各自思いのままにパフォーマンスしている。そして最後は藤井が全員を従えての圧巻のダンスパフォーマンスを披露する。本編の最後には、藤井とダンサーのちょっとほっとするようなシーンもみられるのも必見だ。
現在は芸人、俳優、歌手、音楽プロデューサーとマルチに活躍するコメディアン・藤井隆。YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』で、歌手デビュー曲「ナンダカンダ」を披露した動画は、6月30日の公開からわずか1ヵ月ほどで700万回を越える再生回数を記録、オリジナルのMVも680万再生を超えるなど大きな話題を集めている。
藤井隆の音楽の原点とも言える「ナンダカンダ」、そして今回MVがアップされた「アイモカワラズ」。当時リアルタイムで聞いていなかったリスナーも改めてこのMVを楽しもう。
■藤井 隆 コメント
こうして時を経て公開していただけることに感謝してます。「ベストを尽くす」ということがいかに難しくやり甲斐のあることなのかを「アイモカワラズ」で思い知るのでした。デビュー曲に引き続き浅倉大介さんにプロデュースしていただきました。GAKU-MCさんが書いてくださった歌詞はとても等身大な内容で当時ドキッとしました。歳を重ねた今、「今なんて今しかない」ことの輝きを少し理解しています。坂西伊作監督やスタッフの皆さん、振り付けのyoshi2先生、ダンサーの皆さんのおかげで思い出深いビデオです。観るのは少し照れくさいのですが、せっかくなのでボクもこの機会に再び観てみようと思います。
リリース情報
2023.08.02 ON SALE
DIGITAL SINGLE「ナンダカンダ -From THE FIRST TAKE」
2023.08.02 ON SALE
DIGITAL SINGLE「ヘッドフォン・ガール -翼が無くても- -From THE FIRST TAKE」
藤井隆 OFFICIAL SITE
https://takashi-fujii.com/