■「永瀬廉くんの透き通った水のような空気感が全てを鎮静してくれていました」(戸塚純貴)
永瀬 廉(King & Prince)出演映画『法廷遊戯』(11月10日全国公開)の追加キャストが発表された。
セイギ(永瀬 廉)たちが通うロースクールの同級生・藤方賢二役に、ドラマ『だが、情熱はある』でオードリー春日役を演じ、相方・若林役のKing & Prince・高橋海人(「高」は、はしごだかが正式表記)との共演が記憶に新しい、戸塚純貴が出演することが明らかになった。
戸塚演じる藤方は、他の学生にも敵対心を燃やし、なにかと突っかかる少々気性の激しい登場人物。映画『水は海に向かって流れる』やドラマ『リエゾン -こどものこころ診療所-』など話題作に立て続けに出演し、実力を伸ばす戸塚が全力投球で挑むヒール的立ち回りに注目だ。
解禁された場面写真は、学生たちの間で行われている模擬裁判ゲーム「無辜(むこ)ゲーム」の一場面を切り取ったもの。何者かにスマホの画面を割られたと主張する藤方が、狂気交じりの表情で他の学生たちに次々と証人尋問を行っている。藤方のボルテージはとどまることを知らず、周りがドン引きの空気も構わず難癖まがいの主張で吠え散らかしており、周りから煙たがられる藤方のキャラクター性がよく表れているカットとなっている。
さらに、セイギと藤方が校内で対峙する緊張の瞬間をとらえた場面写真も併せて解禁。校内のロッカールームで藤方が荷物をまとめているところに、セイギがとある写真の入手先を問いただす。藤方が「俺さ、明日で大学辞めるから。どうせ卒業したって司法試験なんて受かんねえし」と自嘲気味に退学を明かすこのシーンでは、現実を突きつける重苦しい空気のなか、さらに藤方は「お前何でここ(ロースクール)にいんの?」とセイギに投げかける。その問いの意図とは?
ひと筋縄ではいかない登場人物によって、物語はさらにかき回されていく。セイギと藤方、同級生であるはずのふたりがどんなきっかけでこの会話に発展していくのか、複雑に交差する謎の全貌が明らかになるのはまだ先となる…。
■戸塚純貴 コメント
入ってはいけない境界線に足を踏み入れてしまったような緊張感と希望と絶望。
藤方は起伏の激しい役柄で、撮影時は記憶が飛んでしまうくらいの激動でしたが、永瀬廉くんの透き通った水のような空気感が全てを鎮静してくれていました。
ちょっと変わった大学生の遊びを是非覗き見て頂きたい。
気づいたときには見た人をとんでもないところへ連れて行ってくれる作品です。
映画情報
『法廷遊戯』
11月10日(金)全国公開
出演:永瀬廉 杉咲花 北村匠海 / 柄本明 生瀬勝久 / 筒井道隆 大森南朋
原作:五⼗嵐律⼈『法廷遊戯』(講談社文庫)
監督:深川栄洋
脚本:松⽥沙也
配給:東映
(C)五十嵐律人/講談社 (C)2023「法廷遊戯」製作委員会
映画『法廷遊戯』作品サイト
https://houteiyugi-movie.jp/