■注目俳優・久間田琳加が魅せる“本音を隠して生きる”少女の悩み、そして恋
白岩瑠姫(JO1)と久間田琳加がW主演する映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(9月1日公開)の新場面写真が解禁された。
今回解禁された4枚の新場面写真は、久間田琳加演じる学校ではマスクが手放せず、本心を隠して生きる優等生の茜が、自分とは正反対の性格のクラスメイト・青磁(白岩瑠姫)との出会いによって徐々に心のドアを開き、恋に落ちていく様を切り取ったもの。
周りから見た自分の印象についてのアンケート結果を美術の授業中に緊張した様子で発表をしている姿や、バスの窓に浮かび上がったハートマークをうっとりと見つめる様子、学校の屋上にある青磁のアトリエを訪れ、マスクを外した茜が屋上で青磁と見つめ合う姿など、いずれも茜の感情やキャラクターがしかと伝わる魅力的なカット。
今回久間田が演じる茜のキャラクターの最大の特徴のひとつは、「ある理由」から学校ではマスクが手放せない、というもの。常に人の顔色を伺い、本音を胸の内にしまい込んだまま周囲に溶け込んで波風を立てずに過ごそうとする、どこか引っ込み思案な性格の持ち主だ。
久間田は茜役を演じるにあたり、現役の高校生に普段のマスク事情やその心情についてヒアリングを行うなど、撮影前段階から熱心な役作りに臨んだという。さらに「マスクを学校では手放せない」というキャラクターを表現する上で、より「目線」や「声色」を活かして茜の感情を表すことに徹底的にこだわっているとのこと。
丹念にして繊細なアプローチを経て、作り上げられた茜というキャラクター。先日行われた内覧試写では、本当は言いたいこと、さらけ出したいことが沢山あるのに、ぐっと気持ちを呑み込んだままただひとり痛みを抱えて生きる姿に、「思わず胸が締めつけられ、涙が止まらなかった」「茜の気持ちがすごくよくわかる」といった、茜へのシンパシーに満ちた感想が世代を超えて続出。「言いたいことを言えず、本音を隠して生きてしまう――」久間田が見事に演じ切った「茜」という存在は若い世代だけではなく、今を生きる等身大の日本人のいち側面を見事にあぶり出しているとも言えよう。
そんな茜は、青磁との出会いを経てどのように心を解き放たせていくのか。ふたりの関係にどのような変化が訪れるのか。そして、彼女が「マスク」を手放せなくなってしまった秘められた「ある事情」とは? これからの展開に注目だ。
映画情報
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』
9月1日(金) 全国ロードショー
出演:白岩瑠姫(JO1)久間田琳加
箭内夢菜 吉田ウーロン太 今井隆文/上杉柊平 鶴田真由
原作:汐見夏衛「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版 刊)
監督:酒井麻衣
脚本:イ・ナウォン 酒井麻衣
製作幹事・配給・宣伝:アスミック・エース
(C) 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会
作品サイト
https://yorukimi.asmik-ace.co.jp/