FLOWのKOHSHI、「こんなに長く出来ると思ってなかった」と、デビュー20周年を振り返る

■FLOW・KOHSHI、ミュージシャンたちへのリスペクトと作品への愛を込めて歌った『NARUTO』主題歌カバーを語る

interfmおよびJFN系列12局で放送中、芸人×アーティストが送る音楽バラエティ新番組『みゅ～じっくろっく』。『THE FIRST TIMES』では、番組で放送されたトークを毎週ダイジェストで紹介！

14回目となる放送は、DJの山崎あみと、ピン芸人のSAKURAI（SMA芸人）が、FLOWのKOHSHIを迎えて、ほっこりした時間を届けた。

この日のメッセージテーマは「中だるみ」。

プライバートで“中だるみ”しちゃっていることを聞かれ、「健康ドリンクみたいなものに、すぐ手を出すタイプで。昔から黒酢を飲んだり、青汁を飲んだりして、健康に気をつけるんですけど。すぐに中だるみしちゃうというか、なかなか続かなくて。最近も『ザクロジュースが老化防止にいい』と聞いて飲んでたんですけど、またやめちゃいました」と自身のエピソードを語ったKOHSHI。

「効果が分からないというか、『これやって、意味あるのかな？』と思うと、モチベーションに繋がらないんです」とその理由を話し、「ダイエットと一緒ですよね、すぐに体重が落ちないと続かないみたいな」というSAKURAIに、「そうですね。やっぱ、頑張ってるとご褒美が欲しいですからね」と笑い、ほっこりした雰囲気で番組をスタートした。

■『5人の誰かが欠けてもFLOWじゃない』デビュー20周年まで継続できた秘訣

アニメ『NARUTO』をはじめ、大人気アニメ作品のテーマソングや主題歌を数多く担当している、5人組ミクスチャーロックバンド、FLOW。「今年でデビュー20周年を迎え、昨年から20周年企画として様々な企画を実施しています」と、プロフィールを紹介した山崎の、「デビュー20周年、改めてどんなお気持ちですか？」という質問には、「始めた当初は、こんなに長くできると思ってなかったんで。周りにいる人や、ついてきてくれるファンには感謝しかないし。その人たちあっての今だと思います」と答えた。

「以前、KEIGOさんが『5人のうち誰かが欠けてもFLOWじゃない』とおっしゃってて、すごいグサッときたんですけど。KOHSHIさんも同じ気持ちですか？」という質問には、「う～ん、どうなんすかね？確かにメンバーチェンジもなくここまでこれたのは、そういうことなんですよね、多分」と少し照れくさそうにコメントした。

さらにKOHSHIは、「メンバーチェンジなく何年も続けるバンドって、けっこう珍しくないですか？」と訊くSAKURAIの質問に、「仲違いとかいろいろあって、脱退とか解散とかあるし。その気持ちも分かるんすけどね」と返した。

「イギリスのコールドプレイって、4人組で20年以上やってて、メンバーチェンジが1回もないんですよ。そしたら、ボーカルのクリス・マーティンが言ってたんですけど、ギャランティを綺麗に4等分してるらしくて。ダチョウ倶楽部さんとかも、綺麗に3等分するらしくて。やっぱりそういうのもあるんですかね？」と話すSAKURAIに、「あ～！結構、大事かも知れないですね」と納得したKOHSHIは「ウチもそれに近いものがあります」と明かし、「さっき言ったザクロジュースじゃないですけど、見返りが見えないと走り続けられないですよ（笑）」と笑った。

■テキーラ・マエストロ・KOHSHIが語る、お酒とコミュニケーションの話

「テキーラ・マエストロの資格を持たれてるんですよね？」という話題では、「メキシコにライブ行った時にハマりまして、日本に帰ってきてから資格を取って、テキーラおじさんとしてテキーラの良さをみなさんに伝える、テキーラ活動をやってます」というKOHSHI。

「めちゃめちゃ陽キャですよね？」と山崎が聞くと、「めちゃめちゃ陽キャですよ（笑）。朝7時半のテンションと、夜中1時のテンションじゃ全然違いますからね」と明るく返答した。

「テキーラによって、いろんな人と繋がれて。国、性別、年齢も関係なく、みんながひとつになれる感じが良さですね。基本人見知りで、人とシラフだと喋れないので。そういうツールとして、テキーラを活用させていただいてます」と、テキーラの良さと魅力を語った。

さらにお酒の話題が続き、「基本ダメですけど、だいぶ二日酔いでライブするときもありますよ」とこっそり明かしたKOHSHI。「むしろ、そっちの方が調子いい時…あります。酔拳みたいな感じで（笑）。ただ、FLOWのライブは走ったり飛んだり、フィジカルを結構、使うんで。二日酔いだとシンドい部分もあって、控えめにしてます」と話し、アニメ『コードギアス反逆のルルーシュロススト』のメインストーリー第2部主題歌である、FLOWの「LOST」をオンエアした。

「LOST」を聴いたSAKURAIのドラムに関する分析に、「ドラムのIWASAKIを連れて来たかったですよ！こんなにドラムがフューチャーされることがないですからね」と、KOHSHIも大喜び。

アニメ『コードギアス』への思い入れを聞かれたKOHSHIは、「第1期のオープニングからお世話になってますからね。一緒に作品を作り上げる一員として参加させてもらってるので。同志というか、そんな気持ちでやらせてもらってます」と、作品への熱い思いを語った。

■海外はやっぱり、“個”の力がすごい！いつかFLOW×SAKURAIのツーマンツアーも!?

また、「（『コードギアス』が）海外人気もすごくて、音楽で繋がれる部分もあると思いますが？」という質問には、「いまもちょこちょこ海外をまわらせてもらってて、去年もアメリカ、メキシコ、サウジアラビアと行かせてもらってるんですが。海外はやっぱり、“個”の力がすごいですね。「俺は楽しむ！」って、個人のエネルギーをステージ上でめちゃくちゃ感じます」と話したKOHSHI。

「海外ってどうやってツアーを回れるんですか？僕、ギターを弾きながらネタやってるんですけど、僕でも行けるんですか？」というSAKURAIの質問には、「南米とかのイベンターを紹介しましょうか？（笑）とにかく明るい安村さんとか、海外で活躍されてる芸人さんもいますしね」と答え、「今度、FLOWさんの海外ツアーに、無理やりついていってもいいですか？」と図々しく迫るSAKURAIに、「FLOW×SAKURAIのツーマンで、アメリカツアー行きましょうか」と優しく対応した。

『FLOW×NARUTO テーマソングカバー』と題し、アニメ『NARUTO』の歴代主題歌をカバーして配信リリースしてきたFLOW。ORANGE RANGE「ビバ★ロック」、ASIAN KUNG-FU GENERATION「遥か彼方」をカバーした感想を聞かれ、「世代も同じようなミュージシャンたちなんで、昔から聴いてたし、リスペクトも込めてるし。『NARUTO』への愛も含めて、歌わせてもらいました」と話したKOHSHI。番組最後は、FLOWによるORANGE RANGE「ビバ★ロック」のカバーをオンエアした。