■「ワイルドから一気にファンタジーに飛べる、その振り幅は僕らにしか見せられないものだと思う」
美 少年(ジャニーズJr.)の浮所飛貴が、7月4日発売のエンタメ専門誌『日経エンタテインメント!』2023年8月号(日経BP)にソロで初登場。「ありそうで、ないもの」というタイトルのロングインタビューで、勢いづいているグループのことをじっくりと話している。
昨年の初単独アリーナ公演に続き、今春は動員数を約2倍にした全国ツアーを成功させた美 少年。この1年はメンバー個々の活動も大幅に増加し、存在感を高めている。
グループ名のとおり、“キラキラ王子路線”の6人組に違いはないのだが、勢いを後押ししているのは、プラスアルファとなる柱を見つけられたからだ。それを春のライブを例に明かしている。
「うまくいったかもと思ったのが、ゴリゴリに踊る『Boom SHAKALAKA』って曲を白の王子様っぽいスーツで踊ったあとに、僕たちの最初のオリジナル曲『Cosmic Melody』につなげたところ。ワイルドから一気にファンタジーに飛べる、その振り幅は僕らにしか見せられないものだと思うので」(浮所)
結成から7年。入所1年前後でグループになった彼らは、ジャニーズではエリートの部類に入る。しかし、事務所内外問わず増え続けるボーイズグループのなか、自分たちの核を見つけられずにいた。ひとつの転機になったのが2019年夏のアメリカでのイベント参加。同行していた嵐の松本潤からパフォーマンスのチェックを受けた際、グループとして思わぬ気づきがあったと言う。
「自分たちとしてはできていたつもりだったけれど、実はそうじゃなかった。松本くんの言葉には、『神は細部に宿る』みたいな発見がいくつもありました。だから嵐さんは大会場でたくさんの人の心をつかむパフォーマンスを生み出せているんだなと」(浮所)
ふたつ目の転機はコロナ禍の2021年。ようやく有観客でライブができるようになったなか、浮所は「今こそ変化を感じてもらう絶好のタイミング」と直感したという。「わかりやすい形で自分たちに負荷をかけたいと思ったんです」(浮所)。結成5年目に自ら課したことについても具体的に明かしている。
ロングインタビュー恒例のプライベートQ&Aは、「焼き鳥は塩派? タレ派?」「入浴剤どんなのが好み?」など8問。「豆腐は木綿派? 絹派?」の問いでは、インタビュアーを質問攻めにしたあげく、自身の答えに着地。美しさのなかに隠れた野生味を表現したグラビアも見応えがあり、充実の8ページとなっている。
(C)日経BP
書籍情報
2023.07.04 ON SALE
『日経エンタテインメント!』2023年8月号
『日経エンタテインメント!』OFFICIAL SITE
https://project.nikkeibp.co.jp/ent/
ジャニーズJr. OFFICIAL SITE
https://www.johnnys-net.jp/page?id=artistTop&artist=21