■映画『BAD LANDS バッド・ランズ』は、黒川博行著・『勁草』を原作とする、衝撃のクライムサスペンスエンタテインメント!
直木賞作家・黒川博行のクライムサスペンス小説『勁草』(読み:けいそう)が、『BAD LANDS バッド・ランズ』のタイトルで映画化。
主演・安藤サクラ、共演・山田涼介で、9月29日に全国公開されることが決定し、疾走感溢れる展開を想起させるティザービジュアル、特報映像が公開された。
原作は、第151回直木賞を受賞した『破門』や『後妻業』などで、人間を突き動かす欲望を描いてきた作家・黒川博行による重厚なクライムサスペンス。進化する特殊詐欺をテーマに、逃亡する詐欺殺人犯と、それを追う大阪府警の刑事たちの地を這う捜査を描き、驚愕の詐欺手口と悪辣な実態を浮き彫りにした問題作となっている。
『勁草』を原作とする映画『BAD LANDS バッド・ランズ』は、『検察側の罪人』や『関ケ原』など数々の話題作を手掛けてきた原田眞人監督が監督を担当。傑作小説を、予測不可能なクライムサスペンスエンタテインメントへと昇華させている。
■著者・黒川博行 コメント
監督の名を聞いて、一も二もなく映画化に同意した。
名匠・原田眞人――。多くの作品をわたしは見ていた。「クライマーズ・ハイ」や「わが母の記」をはじめ、近作の「関ヶ原」や「検察側の罪人」、「燃えよ剣」は重厚にしてスケールの大きい傑作だった。あの原田監督がわたしの『勁草』をどんなふうに映像化してくれるのか、楽しみでしかたなかった。そこへ演じるのが安藤サクラと山田涼介、これも申し分ない。安藤さんのさわやかな個性と自然な演技は原作の犯罪性をきれいに掬いとってくれるだろうとわたしは期待し、山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった。原作者として、ほんとうにうれしい。
映画情報
『BAD LANDS バッド・ランズ』
9月29日(金)公開
出演:安藤サクラ 山田涼介
監督・脚本・プロデュース:原田眞人
原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)
音楽:土屋玲子
配給:東映/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
(C)2023「BAD LANDS」製作委員会
【ストーリー】
<持たざる者>が<持つ者>から生きる糧を掠め取り生き延びてきたこの地で、特殊詐欺に加担するネリと弟・ジョー。ふたりはある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出す…ただそれだけだったはずのふたりに迫る様々な巨悪。果たして、ネリとジョーはこの<危険な地>から逃れられるのか。
映画『BAD LANDS バッド・ランズ』作品サイト
https://bad-lands-movie.jp/