■エレカシの楽曲起用は「どうしてもこの曲を起用したかった」という石井裕也監督の熱い要望で実現!
石井裕也監督最新作、松岡茉優と窪田正孝をW主演に迎えた『愛にイナズマ』が、10月27日より全国公開となることが決定。主題歌に、エレファントカシマシの1999年の名曲「ココロのままに」が起用されることが明らかになった。
映画『愛にイナズマ』は、騙されて大切な夢を奪われた花子(松岡茉優)と正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、どうしようもない家族の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語。誰もが本音を隠した鬱屈とした社会のなかで、不器用でも精一杯生きる人々を、愛と希望とユーモアをちりばめながら圧倒的熱量で描き出す。
このたび、本作のティザービジュアル&特報が解禁。あわせて、場面写真も公開された。
■「この出会い、一億ボルト。」
ティザービジュアルは「この出会い、一億ボルト。」というインパクト大のキャッチコピーとともに、松岡演じる花子と窪田演じる正夫の、嵐の夜の運命的な出会いが捉えられたもの。雷光の一瞬のきらめきに照らされ浮かび上がるのは、衝撃を受けたようなふたりの横顔。恋人であり、共に闘うバディでもあるふたりの、ロマンスの始まりと、降りかかる理不尽な運命に立ち向かう力強さを感じさせるティザービジュアルとなっている。
また、あらたに、大雨の中向き合う花子と正夫の様子や、赤い服を身にまとった”どうしようもない家族”、池松壮亮演じる長男・誠一と若葉竜也演じる次男・雄二がにらみ合う様子など、豪華俳優陣の熱量のこもった演技が垣間見える場面写真も公開となった。
さらに、あわせて解禁となった特報では、念願だった夢の実現を間近に幸せそうな花子と、そんな彼女に想いを寄せ、背中を押す正夫の優しい眼差しが映し出される冒頭から一転、卑劣な大人たちによって花子の夢はあっけなく奪われてしまう。雷が鳴り響く大雨の夜、やり場のない悔しさと憤りを、本音でぶつけ合うふたり。「クソ意味不明に舐められるのは許せない!」「じゃあ俺もです!」起死回生を図ったふたりは、10年以上音信不通だった”どうしようもない家族”の元を訪れる。
そこには「おまえも少しはアクセルをビュンしてみろよ」と独特なワードセンスでマウントを取る長男・誠一(池松壮亮)、そんな長男に向かって「ほんっとヤダ!」と憤慨する次男・雄二(若葉竜也)、そんな子どもたちを前に「どうすりゃいいんだろうな…」と、うろたえるしかないダメ親父・治(佐藤浩市)の姿が。
ここから始まる、豪華俳優陣による胸アツでコミカル、かつハイレベルな演技合戦に期待が高まる特報が完成した。
また今回の特報で、花子を振り回す無責任な映画プロデューサー役をMEGUMI、後輩の挑戦を「若いっすね」と取り合わず、偏った価値観を押しつけてくる嫌味な年上の助監督役を三浦貴大が演じることも明らかとなった。
そして、今回の特報では今年デビュー35周年を迎えるエレファントカシマシの1999年の名曲「ココロのままに」が主題歌となることも明らかに。
理不尽がまかり通る社会に「噓ばっかついてんじゃねえ!」と、痛快な反撃の狼煙(のろし)を上げる花子をパワフルに後押しする楽曲の起用は、「どうしてもこの曲を起用したかった。花子にはこの曲を鳴らしてあげたかった」という石井監督の熱い要望で実現した。
映画情報
『愛にイナズマ』
10月27日(金)全国公開
出演:松岡茉優 窪田正孝 池松壮亮 若葉竜也 / 佐藤浩市
監督・脚本:石井裕也
プロデューサー:北島直明 永井拓郎 中島裕作 音楽:渡邊 崇
製作:『愛にイナズマ』製作委員会
配給:東京テアトル
(c)2023「愛にイナズマ」製作委員会
作品サイト
ainiinazuma.jp
エレファントカシマシ OFFICIAL SITE
https://www.elephantkashimashi.com/