■なにわ男子・西畑大吾、平岡祐太の関西弁の先生に!?「コテコテすぎてもちょっとわざとらしいので、いい感じにまぎらわして」
映画『忌怪島/きかいじま』の完成報告船上イベントが5月24日に行われ、主演の西畑大吾(なにわ男子)をはじめ、 キャストの生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、祷キララ、そして清水崇監督が登壇した。
今作は初のホラー映画出演と鳴った西畑は「いやもう、すごい怖かったです。監督から言われた言葉が『試写会で主演があんなに怖がってる作品初めて』と言ってくださって、それくらい怖かったですし、ホラー要素だけじゃないのでそこがすごく楽しめる箇所になっていたのが特徴的でした」と初めて本作を観た際の感想を答えた。
監督は西畑の普段とのギャップについて、「思いのほかすごく勘がよくて、僕も研究していろいろな若い研究者に会ったりもしたんですが、いるいるこういう人いるって感じで演じてもらえたので、すごく彼でよかったなと思いました」と絶賛した。その言葉に西畑は「うれしい! ありがとうございます!」と満面の笑み。
また、奄美での撮影について平岡は「3週間ロケで奄美大島に居たんですけど、撮影したのが7日間ぐらいなんですよ!(笑)雨で僕のシーンが撮れないってなって後回し後回しで、島でずっとずっと休日を過ごしてましたね」と答え、キャスト陣からは「えー」と驚きの声が上がった。
生駒は「(奄美大島に行ったことで)ネガティブな考えからすごくポジティブな考えになって、今度行ったときとかは、海を泳ぎたいな。奄美大島で撮影して、素敵なキャストさんに囲まれて、ちょっとポジティブになって東京に帰ることができました」とコメント。(日差しや虫が嫌いな生駒に対し)撮影前との大きな変化にキャスト陣は驚きの表情を浮かべた。
西畑は「(奄美の伝統で泥染というのがあって)撮影で行けなかったんですけど、(キャストの皆さんが)作ってくださって、涙涙でしたよ」とキャスト陣への感謝の気持ちと「ホラー映画とっている感じがしなかった」と話し、平岡は「(僕が作る泥染は)全部、人の顔が浮かび上がっている、染め方になっていて、(島で)霊媒師の方にも見てもらったんですけど、死霊が7人ついているそうで…」とホラー映画にぴったりなエピソードを披露。
監督の「そのおかげで結婚できたんじゃない?」というコメントに平岡は「そのおかげ?」と即座にツッコミ返し、生駒は「払ってもらったから幸せが舞い込んできた」とすかさずフォローした。
そして水石は「あんまり旅行とか行かないから、すごい気分でした」と奄美でのロケが旅行のようだった振り返り、祷は楽しく過ごしたキャスト陣に対し、「うらやましい! 人生22年生きていたなかで、最も長い春でした。長くて長くて修行だと思って過ごしていました。減量していて、ご飯も食べれなかったので」でとイマジョの苦悩を明かした。
続いて演じるうえで大変だったことについて聞かれた生駒が「特になかったです」とコメントすると、監督は「映画の内容の話になったらそれかい」とものすごい速さでツッコミ。それには生駒「違うんです」とすかさず返答。生駒は「個性あるキャラクターばっかりがいるのでどうやったらみんなに華を持たせられるかなということを考えてました」と話した。
また、平岡は「関西弁という設定で、本当にいちばん関西弁が難しかったです。今の西畑くんの年代だったら何ていうの? と先生になってもらってました」と話し、関西弁の先生となっていた西畑は「コテコテすぎてもちょっとわざとらしいので、いい感じにまぎらわして」と先生らしい完璧な回答をした。
本作の英題が没入という意味のイマージョンにちなみ今没入していることを聞かれると
西畑は「すごいタイムリーな話で、この作品に没入しているんだなって思ったのが、今日の夢が清水さんとショッピングモールみたいなところでデートしている夢だったんですよ。でも普通の夢じゃなくて近未来的なデパートで、飛んでる車とかもあったりして、デートしてたんですよ。いろんなプロモーションも出させていただいたりだとか、こうやって海上で完成披露させていただいたワクワクもあってみた夢だと思うんですよ」と本作に没入していることを明かした。
生駒は「忌怪島の話じゃないですけど、今舞台で殺陣をやっているので殺陣ですかね、それに今没入してます」、平岡は「ギターばっかり弾いてます。朝の9時から夜の9時まで弾いていて、僕の職業はなんなのかと」話し、笑いを誘った。
水石は「お料理を。ヘルシーなお料理を自宅で作っています」、川添は「サッカーなんですけど、戦略とか考えるのが好きなので、おじさんみたいな見方しちゃうので人の見せられる姿じゃないですが」と回答。
祷は「料理です。なんで料理にハマったかと考えると忌怪島で。撮影中本当に料理が食べられなかったので」と話すと、祷のエピソードに対して西畑から「クランクアップ同時にしたんですけど、缶ビール飲んだんですよ、今でも1杯目の(祷さんの)顔を忘れられません」とクランクアップの時の思い出を明かした。
そして監督は「この映画の宣伝です」とそれぞれ没入していることを答えた。
イベント最後には主演の西畑が「この作品はですね、VRという最新技術と怨念という非科学が融合された新感覚なホラー映画となっております。ホラー要素だけではなくてミステリー。島で起こる不可解な死であったりだとか、そこを解き明かすだったり、閉鎖された島というなかからイマジョから逃げ切れるのというサバイバル要素もあるような映画となっております。少し暑くなってきた今だからこそご家族の皆さんだったり、恋人だったりご友人だったりで観ていただければと少しひやっとしていただけるではないかなと思います」と改めて作品をアピール。船上でのイベントについて「追い風がすごかったですね。よかったです。作品も追い風に乗って!」とイベントを締め括った。
<キャスト追加コメント>
■西畑大吾
とても楽しかったです。
天気にも恵まれて、船の上の追い風が、僕たちの映画を押してくれていると感じられて、いい時間を過ごせたと思います。
■生駒里奈
この作品を船の上でイベントとして発信できるということがワクワクしました。
■平岡祐太
島に向かうっていう感じがあって良かった。
公開が近づいてきているなという感じです。
たくさんの人に観てもらえるという反応が楽しみですね。
■水石亜飛夢
独特な宣伝の仕方もこの忌怪島の特徴の1つだなと感じましたし、アロハチックな島をイメージした衣装で立たせていただいて、1年前の島を思い出すような風と日差しを思い出すような。
みんなで久しぶりに会って楽しく、みなさまの前でできてよかったなと。
これから盛り上がって行けたら行けたらなと思います。
■川添野愛
みんなで集まったのは久しぶりだったので、嬉しかったし、一瞬で撮影時の様子に戻って、和気藹々と楽しかったです。
風にも負けず、お天気に恵まれて、本当にいつもどうりの話ている感じがよく伝わったんじゃないかなと。
風のおかげでみんなで取り繕っている余裕なかったので、素がでて清水組の関係性がよく出てたと思います。
■祷キララ
今回初めて船上でのイベントに参加しました。
『忌怪島』は映画の中でも船で向かうシーンがあったのを思い出して、私は島にいる側の役だったんですが、色々思い出すものがあって楽しいんですが、ゾッとしながら話してました。
■清水崇監督
もうまず晴れてよかったですね。大吾とも他の出演者とも向かう途中で晴れてよかったと話をしてました。
雨だったら、船上での島を感じるものにしようという絵作りが台無しですし、ドローンも飛ばせなっかったですし雨だったら船上でわざわざイベントやって意味があるのかなと正直思ってたのですが、宣伝部さんの目論見通りでよかったと思います。
映画情報
『忌怪島/きかいじま』
2023年6月16日(金)全国公開
出演:
西畑大吾(なにわ男子)
生駒里奈 平岡祐太 水石亜飛夢 川添野愛
大場泰正 祷キララ 吉田妙子 大谷凜香・笹野高史
當真あみ なだぎ武 伊藤歩 / 山本美月
監督:清水崇
脚本:いながききよたか 清水崇
(C)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会
作品サイト
https://kikaijima-movie2023.jp/