■「僕にとって初映画主演の作品です。僕のすべてをかけて挑みました。ひとりでも多くの方が、笑ってトキメキながら、この4人に共感していただけたらと思います」(井上瑞稀)
映画『おとななじみ』の初日舞台挨拶イベントが5月12日に行われ、W主演の井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)と久間田琳加をはじめ、キャストの萩原利久、浅川梨奈、そして高橋洋人監督(「高」は、はしごだかが正式表記)が登壇した。
本作は、中原アヤの同名漫画が原作。“おさななじみ”のまま“大人”になった井上演じる超残念男子・青山春(通称:ハル)とそんなハルに、ずっと想いを寄せる久間田演じるオカン系女子・加賀屋楓が繰り広げるムズキュンラブコメディだ。
萩原は同じくおさななじみで楓に密かに想いを寄せる超完璧クール男子・蓮見伊織、浅川はそんな3人を見守るモテアネゴ系女子・小戸森美桜を演じた。
映画の公開初日となる記念すべき日に、大勢の観客で会場が埋め尽くされるなか、キャストが客席後方から登場すると、会場は溢れんばかりの歓声と大きな拍手に包まれ、舞台挨拶がスタート。
はじめにW主演を務めた井上と久間田がそれぞれ初日を迎えた喜びを語った。井上は「素直にうれしいです! 公開を待ち遠しく思っていたので、ついに皆様にお届けすることができること、本当にうれしく思います。すでに映画を観ていただいた方の感想も届いていますので、『おとななじみ』が、もっと広がってくれたらいいなと思います」とコメント。
MCから「前回の舞台挨拶では緊張されていましたが、今日はいかがですか?」と質問されると、「今日はリラックスできています!」と笑顔で答えた。
久間田は「撮影がちょうど1年前なので、もう1年も経ったのかという気持ちと、やっと皆様に映画を観ていただけるので、本当にうれしい気持ちです。昨日はソワソワしてなかなか眠れず、深夜に作品の名前で検索したら、皆さんが『公開日おめでとうございます』とたくさんつぶやいてくださっていて、うれしく思いました」と喜びを語った。
そして、萩原が「1年前はふたりとも『萩原さんみたいな完璧な人になりたい!』と言っていたので、本当に立派になったと思います(笑)」と話すと、井上は「いや、めちゃくちゃ嘘ついてる!」とツッコミを入れた。
浅川は「ふたりはいろいろなイベントや取材など、たくさん頑張ってくださったので“ありがとうございました”という気持ちと、今日はいらっしゃらないですが、アン ミカさんもいろいろな番組で宣伝をしてくださったので、ありがとうと伝えたいです」と感謝。
さらに、「ふたりがテレビなどに宣伝で出ていると、うれしいと思っていたので、幸せのお裾分けをいただいた気持ちです」と続けると、久間田は笑顔で「現場でもおふたりの背中を見ていたので、今こんな言葉をかけていただいて、本当にうれしいです! ありがとうございます」と答え、会場は拍手で包まれた。
続けてMCから4人が演じた役に “超残念男子”や“オカン系女子”などキャッチコピーがついていることから、自分にキャッチコピーを付けられるとしたら? と質問されると、井上は「超省エネ男子です。お休みの日も家から出なかったり、ダンスの振りを覚えるのも、体を動かさず目で見て覚えるんです。映画のフラッシュモブのシーンでも、現場で全然踊らなかったので、スタッフさんに心配されていたみたいです(笑)」と回答。
続けて萩原が「超完璧ダチョウ男子です! ダチョウが好きだといろいろなところで言うと、ダチョウっぽいねと言われます(笑)」と答えると3人は大爆笑。久間田は「肉食系女子です。現場でも、お弁当は必ずお肉のお弁当を選びますし、ご褒美のご飯も焼き肉に行きます!」とテンション高めに答えた。
最後に浅川は「収集癖オタク系女子ですね。キャラクターやぬいぐるみが好きで、収集癖があるのでお部屋にもたくさんあります。でも枕元に置くと運気が良くないと言うので、全部買ったものは押入れにいれています」とプライベートな一面を披露した。
次に、映画の撮影からプロモーション期間を経て、自分自身で変わったこと、影響があったことを発表することに。
高橋監督は「最近、井上くん自身のベースが、ハルになっている気がするんです」と答えると、井上は「超残念男子になっちゃっていますかね?(笑)確かにしゃべり方など、ふとしたときにハルが出ているかもしれないです。それこそハルはコミュニケーション能力が高いので、ハルを演じてから、現場でスタッフの方と積極的にコミュニケーション取れるようになりました!」と、ハルを演じたことでコミュニケーション能力が上がったと振り返った。
萩原は「この作品が終わってから、完璧男子というのが身についていたので、常に完璧男子として生活できていますね。朝は早く起きるとか、ご飯を3食食べるとか(笑)。小さいところから完璧になってきたのではないかと思います」と完璧男子っぷりを披露。
久間田は「楓は喜怒哀楽はっきりしていて動きも大きいので、楓を演じてから動きが大きくなった気がします。「前より動きがうるさくなったね」と言われるようになりました(笑)」と笑顔で答えた。
そして浅川が「おさななじみの関係を描いた作品だったので、前より学生時代の同級生とかを大事にしようと思うようになりました。大事にすべきものは、家族と友達だなと思います」、と答えると、萩原も「まったく同じこと思っていた!」と共感。すると浅川は「ひと言も言ってなかったじゃん!」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。
最後に、公開初日のおめでたい日を鏡開きでお祝いすることに。初体験だという井上と久間田の「ムズキュンは!」という掛け声のあと、「おとななじみ!!」の合図に合わせ、鏡開きと特攻が発射され、会場は割れんばかりの大きな拍手に包まれた。
久間田は「この作品はキュンキュンもできるし、たくさん笑える作品になっていますし、お仕事とかこれから頑張りたいと思える作品にもなっているので、ぜひお友達や今気になっている人とか、おひとりでもご家族の方とも一緒に観ていただけたらうれしいです。よろしくお願いします!」とメッセージを送り、井上も「僕にとって初映画主演の作品です。僕のすべてをかけて挑みました。ひとりでも多くの方が、笑ってトキメキながら、この4人に共感していただけたらと思います。本日は本当にありがとうございました!」と挨拶し、大盛り上がりのイベントは幕を閉じた。
映画情報
『おとななじみ』
絶賛公開中!
出演:井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 久間田琳加
萩原利久 浅川梨奈
岡本夏美 菊池亜希子 宍戸美和公 横澤夏子 村上健志(フルーツポンチ)
アン ミカ 松金よね子
原作︓『おとななじみ』中原アヤ(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:高橋洋人(「高」は、はしごだかが正式表記)
脚本:吉田恵里香
主題歌:「Sweet Melody」 Kis-My-Ft2
配給:東映
(C)中原アヤ/集英社
(C)2023「おとななじみ」製作委員会
映画『おとななじみ』作品サイト
otonanajimi-movie.jp