■「自分と重なるところも多く、等身大で演じられた部分も多かった」(INI・高塚大夢)
INIの高塚大夢(高は、はしごだかが正式表記)が、ウクライナのアニメ映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』の主人公・ルスラン役で声優に初挑戦することが発表された。
東欧を代表するアニメーションスタジオ・Animagradによって制作され、騎士に憧れている役者のルスランと王女ミラの身分違いの恋と、ふたりが悪の魔法使いに立ち向かう姿を描いたファンタジーラブストーリー『THE STOLEN PRINCESS(英題)』。このたび、邦題が『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』に決定し、2023年秋に全国劇場公開が決定。また本作は、ウクライナ制作のアニメーション映画として、日本初の劇場上映作品となる。
その日本語吹替版に、INIの高塚大夢が主人公・ルスラン役に抜擢された。なお、本作において、高塚は劇場映画初出演、初主演、声優初挑戦となる。
高塚が演じる主人公ルスランは、鳴かず飛ばずの役者として生計を立てながらも、国を守る騎士に憧れている青年。ある日王宮から抜け出した王女ミラと運命的な出会いを果たし、一瞬にして恋に落ちるが、彼女は悪の魔法使いチェルノモールの魔術によって、ルスランの目の前で連れ去られてしまった。ルスランは、愛するミラを救出するため、危険と隣合わせの魔法の国へ冒険に出ることを決意する。
高塚大夢は「日本初上映のウクライナ映画である本作品。三流役者という肩書きがありながら、騎士に憧れ、愛するミラを救うため不器用なりに困難に立ち向かっていく主人公ルスラン。その姿は、自分と重なるところも多く、等身大で演じられた部分も多かったと思います。吹き替え初挑戦ということもあり、時間があれば台本を読み込んでいましたが、読めば読むほど、登場人物の隠れた魅力に気付かされる、とても素敵な作品です。声優のお仕事は、以前から自分でも挑戦してみたいと思っていました。それがこのような形で実現でき、大変うれしく思います。この映画の魅力が、少しでも多くの方に届けばいいなと思っております」とコメント。
また、高塚が演じる主人公・ルスランと、ヒロインのミラが大きく映し出された日本版ビジュアルも完成。「愛する人を守るため、いま戦う――」というキャッチコピーは、今なお続くウクライナ侵攻で戦う現地の人々とリンクしている。
なお、この作品はElles Filmsの粉川が、ウクライナの映画業界への貢献を目的に日本上映権を購入。その後、全国規模の劇場公開と日本語吹替版の制作を目指して開始したクラウドファンディングでは約700人より約950万円が集まった。その盛り上がりを受け、朝日新聞社、KADOKAWA、ねこじゃらし、ユナイテッド・シネマといった企業も本プロジェクトに賛同、製作委員会が発足された。
【ストーリー】
騎士に憧れを持つルスランと王女であるミラ。身分が違う二人はお互いの素性を知らぬまま出会い、やがて恋に落ちる。しかし、悪の魔法使いであるチェルノモールがルスランの目の前でミラを連れ去り、ミラの愛の力を自分の魔力に変えてしまう。ルスランは、愛するミラを助けるためにあらゆる障害を乗り越え、本当の愛は魔法よりも強いということを証明するべく旅へと出るが、そこには様々な困難が待ち受けていた…。
リリース情報
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映画情報
『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』
2023年秋 全国劇場公開
監督:オレ・マラムシュ/制作年:2018年/制作国:ウクライナ/制作スタジオ:Animagrad/上映時間:90分
(C)2018, SSVG EAST FUND INVESTMENT LIMITED
(C)2018, “ANIMAGRAD” LTD
(C)2018, Ukrainian State Film Agency
(C)『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』製作委員会
作品サイト
https://stolenprincess.jp
INI OFFICIAL SITE
https://ini-official.com/