■マルチクリエイターのまふまふ、お笑い芸人のハライチ・岩井勇気、芥川賞受賞の小説家・遠野遥からの推薦コメントも到着
TK(凛として時雨)初となる書き下ろしエッセイ『ゆれる』が、6月21日に発売されることが決定した。
20年のアーティストキャリアと40歳を経た今、家族や生い立ち、バンド結成からソロ活動に至るまで、謎に包まれた人間・TKを解き明かす。なぜ人は、TKの作る音楽の虜になるのか? その答えがこの本にある。ファンのみならず、企画やクリエイティブに携わる人間に読んでほしい一冊となっている。
発売にあたり各界の著名人を代表して、マルチクリエイターのまふまふ、お笑い芸人のハライチ・岩井勇気、芥川賞受賞の小説家・遠野遥から推薦コメントが届いている。
店舗別の予約・購入特典の詳細については、オフィシャルサイトをチェックしよう。
■まふまふ(マルチクリエイター) コメント
天才はその力すら
才能だと気づかないのだなと。■岩井勇気(ハライチ) コメント
ずっと一人。
だがこの本を出したという事は
理解を求めているのかもしれない…!■遠野遥(小説家) コメント
違和感を検知する
高感度センサーと執拗な試行。
魅力の源を垣間見た。■TK(凛として時雨) コメント
「本を書いてみませんか?」
数多くのミュージシャンがいる中で、なぜか僕にKADOKAWAの編集者の方から連絡が来る。“ライターが取材を重ね、それを元に原稿の土台を作ります”、そんな書き方があるのにも驚いた。僕は過去に一度だけ本を書こうと書き溜めていたことを思い出したが、自分の中にあるものはすべてが普通に見えてしまうので、人に伝えられるものは音楽以外に無いと放置したままだった。だからこそ、そこに第三者が介入してくれることによって、より自分を俯瞰して見られるのではないか。同時に、僕が発する言葉だけを別の人が操ったとして、それが自分の本になるのだろうかと、どこか半信半疑のまま期待を胸に身を委ねてみることにした。「僕は騙されたのかもしれない!」
届いた初稿は、あまりに綺麗に美しく僕の輪郭を模っていた。甘い幻想を打ち砕くには充分のものだった。インタビュー記事ですら自分の言葉がどう伝わるかを気にする僕が、その手法で本を作ることなんてそもそも出来なかった。僕は抽出してくれた部分をベースに、思い切ってすべての章を自ら書き下ろしていくことにした。(書き直してごめんなさい。)出来上がるまでには長い時間を要したが、ライターさん、編集者の方と推敲しながら、見えなかった自分が浮き彫りになってくるのは刺激的で、いつか書きかけのままだった自分の続きを見つけることが出来た様な気がした。途中で全てをひっくり返しても表現したいものを突き詰めてしまうのは、まるで自分の音楽人生そのもの。揺れにゆれました。
書籍情報
2023.06.21 ON SALE
『ゆれる』
リリース情報
2023.04.12 ON SALE
凛として時雨
ALBUM『last aurorally』
2023.05.10 ON SALE
凛として時雨
SINGLE「アレキシサイミアスペア」
※完全生産限定盤
2023.06.07 ON SALE
凛として時雨
ANALOG『PSYCHO-PASS:Cutting the Digital Domination』
※完全生産限定盤
『ゆれる』詳細
https://www.kadokawa.co.jp/product/322112000136/
TK from 凛として時雨 OFFICIAL SITE
https://tkofficial.jp
凛として時雨 OFFICIAL SITE
https://www.sigure.jp/