■「この映画はすごく青春を感じさせ、皆さんに勇気を感じてもらえる作品になっていると思います」(ONE N’ ONLY・山下永玖)
ONE N’ ONLYが主演する映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』(3月10日公開)の先行プレミア上映会が、3月2日にミッドランドスクエア シネマにて開催。本作が初主演となるONE N’ ONLYより、山下永玖と高尾颯斗、そしてBUDDiiSより森愁斗の計3名が登壇し、作品の魅力を余すことなくアピールした。
【イベントレポート】
18時30分にONE N’ ONLYから山下永玖、高尾颯斗、BUDDiiSから森愁斗が満席の名古屋の観客の中に登場し、まずはひと言ずつ挨拶。
高坂源二郎役の山下は、「先日、東京でも舞台挨拶をやらせていただきましたが、2回目となる今日も前回と同じくガチガチに緊張してやらせていただきます」と緊張した気持ちをユニークな表現でコメント。続いて、直江愛之助役の高尾は、「本日はご来場ありがとうございました。より映画が楽しくなるような時間にしていきたいので、応援お願いします」と満員の観客に向かって素直な気持ちを伝えた。そして最後に山縣虎太郎役の森は、「今日はお集りいただきありがとうございました。みんなで楽しんでいきましょう」と話しながら、見るからに力強くないポーズを決めると、MCからの鋭いツッコミにより会場が笑いに包まれて、一気に会場の雰囲気が和らいだ。
名古屋初上映となった今回。会場に集まった観客に、どこから来たのかを尋ねたところ、多くの観客が名古屋やその周辺の人たちだったが、なかには九州や北海道から来た人もおり、登壇した3人は驚きと共に感謝を伝える。さらに、名古屋にはまつわる話になるなか、つい先日に名古屋を訪れた高尾が初めて名古屋城を訪れたことをトーク。MCからその感想を尋ねられると「これが名古屋城か…」と当たり前の感想を伝えて会場を笑わせた。他にも名古屋て楽しみにしている“名古屋メシ”について聞かれ、森が、撮影で訪れたときに“名古屋メシ”の代表である味仙の台湾ラーメンを食べたことをトーク。だが「辛い物があまり得意ではないので、頼んだのは辛味がもっとも弱いアメリカンでした」と話すと、会場からくすくす笑いが漏れ、思わず観客に向かってツッコみ、笑いをとっていた。さらに山下は「風来坊の手羽先によく行きます」とコメント。同じONE N’ ONLYのメンバーである高尾は「風来坊もよく行くが、この前はONE N’ ONLYのメンバーの草川直弥くんからどうしてもひつまぶしが食べたいと誘われて、初めてひつまぶしを食べたんですけど、すごくおいしかつたんですが…直弥くん、そこまで強く誘うのできっとおごりだと期待しましたが、結局、割り勘でした」というエピソードを話して会場を笑わせた。
次に、映画の登壇者自身の見どころについてMCから尋ねられると、山下は「自分が演じた高坂源二郎はプライドが高いキャラクターですが、映画の中でたまにピュアな部分が垣間見えるので、その細かな感情表現にも注目してくれたらうれしいです」とコメント。山縣虎太郎を演じた森は「ヤンキーも恐れるヤンキーでとにかく強いので、これからご覧になる皆さんを圧倒できれば僕の勝ちですね。楽しみにしてください」と独特の表現で自身の演技に自信をのぞかせた。そして高尾は「僕が演じる愛之助には龍之介という弟がいるんですが、その龍之介を実の弟(BUDDiiSの高尾楓弥)が演じて、実の兄弟で兄弟役を演じるというなかなかない経験をさせてもらいました。実の兄弟が演じる兄弟役に注目してもらえるとうれしいです」と話した。
映画の撮影で苦労したことについて聞かれると、高尾は「演じることもいっぱい苦労しましたが、今回、映画に登場するダンスの振り付けを担当して、ダンスの種類でキャラクターごとの特徴を表現することに苦労しました。撮影が終わったあとに監督に誘われて、編集でどのカットを使うのかをセレクトできたことも、とても思い出に残っています」と、スタッフとしての苦労とやりがいをコメント。森は「僕の登場シーンはとにかくアクションが多くて、体をずっと動かしていたんですが、僕は体が硬いのでキックとかあまり上がらなくて」と身振りで表現し、その動きが会場の笑いを誘う。最後に山下は「僕は出番が多くていろんな登場人物との絡みが多くて、感情表現に苦労しました。でも、苦労したその部分を注目してもらえるとうれしいです」と苦労したからこそ見どころであると伝えた。
さらに、本作の主題歌であるONE N’ ONLYの「We’ll rise again」について質問されると、高尾は「映画の主題歌を担当することも夢だったので、主演映画と同時に叶えられてうれしかったです。歌詞も映画の内容とリンクしているので、そこも注目してほしいです」と、楽曲についてアピール。山下も高尾の言葉に全面的に同意しながら、「映画と共に主題歌も楽しんでもらえたらうれしいです」と伝えた。
そして、MCから本作のテーマである若者の夢に絡めて、今の夢について尋ねられると、森は「僕は映画や音楽を通してみんなに何かしらを届けている活動をしているので、その届けているものがみんなに伝わり、その想いが多くの人に広がり、世の中が平和になればいいな」と壮大な夢を語った。続けて、山下はアーティストらしく「ドームツアーをしたい」と話し、続けて高尾はさらにスケールアップして「ONE N’ ONLYでワールドツアーをしたい」と自身の夢を語った。
公開時の入場者プレゼントとして、オリジナルポストカードに加えて、抽選で劇中衣装の学ランの第二ボタンがプレゼントされる本作。今回の名古屋の舞台挨拶では、高尾颯斗の第2ボタンがプレゼントとして観客の目の間で外された。
最後に会場に集まった観客に向かい挨拶。山下は「短い時間でしたが、皆さんと楽しい時間を過ごせて幸せでした。この映画はすごく青春を感じさせ、皆さんに勇気を感じてもらえる作品になっていると思います。ぜひ、最後まで楽しんでもらえたらうれしいです」とコメント。続けて高尾は「いよいよ皆さんに観てもらえますが、ここにいる皆さんは僕らのことが好きだと思うので、そんな皆さんだからこそ、気づいてもらえるような本人と重なるような表現があると思うので、そこも楽しんでもらえたらうれしいです」と会場に集まった熱心なファンに向けて話した。最後に森は高尾の話した“僕たちを好きな”という言葉を使い、「僕たちが好きな人たちは、いろんなメンバーの普段とは違う一面が見られると思いますので、楽しみにしてください」と話すと、高尾は自身の言葉に照れてしまうひと幕も。最後まで会場に集まった観客を楽しませる舞台挨拶となった。
作品情報
『バトルキング!!-Weʼll rise again-』
03/10(金)ユナイテッド・シネマアクアシティお台場 他 全国劇場公開
出演:ONE N’ ONLY/山下永玖 高尾颯斗 草川直弥 上村謙信 関哲汰 沢村玲
櫻愛里紗/小川史記 高尾楓弥 森愁斗 岡本聖哉 西田祥 大槻拓也 野瀬勇馬 岩尾春輝
武藤潤 曽野舜太/テイ龍進/原史奈
脚本:福谷圭祐
監督:瀧川元気
配給:S・D・P
(C)映画「バトルキング!!」製作委員会
作品サイト
battle-king.com
BUDDiiS OFFICIAL SITE
https://buddiis.com/
ONE N’ ONLY OFFICIAL SITE
https://one-n-only.jp