■ドラマ『君の花になる』で“8LOOM”のメンバーとして人気を博した宮世琉弥は、東日本大震災の被災者だった。「小学校の教室で巨大地震に遭い、母の運転する車中で津波にのまれました」
宮世琉弥が、TBSで3月11日14時より放送される特別番組『東日本大震災12年 Nスタ つなぐ、つながるSP “いのち”』に出演することが決定した。
現在19歳の宮世は宮城県出身で、震災当時は東松島市の小学校に通っており、1年生のときに被災。母親と一緒に乗っていた車が津波に流されたが何とか脱出し、高台に避難した。
今回、宮世は、自宅があった場所を12年ぶりに訪れ、時の流れを実感する。そして、津波に流された現場を訪れ、自らの“いのち”がどのようにして守られたのか、その経緯を確かめていく。さらに幼馴染や当時の教師と再会し、“いのち”について考える。
震災をきっかけに芸能界を志したという宮世。放送当日は、宮城県石巻市から生中継で出演し、様々な“いのち”の物語を、MCの井上貴博TBSアナウンサー、ホラン千秋とともに伝えていく。
宮世は2019年に俳優デビューし、金曜ドラマ『恋する母たち』(2020年)、ドラマストリーム『村井の恋』(2022年)など数々の話題作に出演。2022年10月期に放送された火曜ドラマ『君の花になる』ではボーイズグループ・8LOOMのメンバーとして出演し、現実世界でも期間限定で活動するなど注目を浴びた。現在もドラマやCMなどへの出演が相次いでいる。
■宮世琉弥 コメント
東日本大震災から間もなく12年となります。当時の僕は、小学1年生でした。小学校の教室で巨大地震に遭い、母の運転する車中で津波にのまれました。あの日の断片的な記憶をつなげたくて、被災以来、足が遠のいていた学校、自宅、津波にのまれた場所へ今回行ってきました。“自分のいのちはどうして助かったのか?”知れば知るほど“いのち”について考えさせられることになりました。
戦争・大地震、世界では今も不条理に多くの“いのち”が奪われ続けています。今回の番組を通じて、ひとつしかない“いのち”を守るためにどうしたらいいのか、1人でも多くの方々に考えてもらえるきっかけになれたらなと思っています。
(C)TBS
番組情報
TBS『東日本大震災12年 Nスタ つなぐ、つながるSP “いのち”』
03/11(土)14:00〜15:54
MC:井上貴博(TBSアナウンサー)、ホラン千秋
ゲスト:宮世琉弥
番組サイト
https://www.tbs.co.jp/311tsunagu-tsunagaru/
宮世琉弥 OFFICIAL SITE
https://miyaseryubi.jp/