■「マカロニえんぴつを形成しているのは、この10年にあったたくさんの素敵な出会いで、いろんなユーモアに囲まれてきたんだなと、改めて自分でも感じる1冊になりました」(はっとり)
マカロニえんぴつが、結成10周年アニバーサリーブック『マカロニえんぴつ 10th ANNIVERSARY BOOK -マカロニくろにくる-』(東京ニュース通信社)の発売記念トークショーを2月24日に開催。
オンライン配信に加え、会場となった代官山 蔦屋書店に招待された50名の読者を前に、今回のアニバーサリーブックの撮影裏話などを語った。
まずは、それぞれの個性が爆発しているメンバーソロ企画についてトーク。
熱波師の井上勝正から熱波道を学んだギターの田辺由明は、“サウナそのもの”と呼ばれる井上氏のカリスマ性についてや、最近食べておいしかったサウナ飯を明かし、YouTuber・はらぺこツインズとお寿司食べ放題の大食い対決を行ったキーボードの長谷川大喜は、「はらぺこツインズさんに対して、僕は“まんぷくシングル”でした」と対決を振り返りつつ、はらぺこツインズがお寿司を食べる際の驚異のスピードを再現して会場を盛り上げた。
和歌山でアニメ『サマータイムレンダ』のゆかりの地を巡ったベースの高野賢也は、雨が降ってしまってメインの目的地であった島に行けなかったことをはじめ、ロケで起きたさまざまなハプニングを語り、「マネージャーさんに『お払いに行ったほうがいい』とマジなトーンで言われました(笑)」と明かした。
映画やドラマの憧れのキャラクターになりきったボーカル&ギターのはっとりのコスプレ企画については、メイキング動画も公開。目をしっかりつぶらなければいけなかったため“目を食いしばった”という、とあるキャラクターの撮影の際のエピソードを語り、「苦労が映像とともに伝わって報われました(笑)」とコメントした。
表紙・巻頭企画にもなっている草野球については、次回のリベンジマッチの作戦会議も。
「リベンジマッチの秘策はありますか?」という読者からの質問に対して、「今回参加できなかった、野球経験者の(マカロニえんぴつの)スタッフに参加してもらう」(高野)、「特別ルールで大ちゃん(長谷川)だけ3打席設ける。いちばん打てるから」「次回は(サポートドラムの)高浦(“suzzy”充孝)を誘わない」(はっとり)などの作戦を練り、次回の試合へ向けて意気込んでいた。
さらに、それぞれのお気に入りページについて、はっとりは「お世話になった方からコメントをいただけたこと」と、“SPECIAL MESSAGE FOR マカロニえんぴつ”の企画をあげ、「(奥田)民生さんのコメントが本当に適当でうれしかった(笑)」とコメント。
田辺は「“キーパーソン”のインタビューページ。高浦とか、(マネージャーの)江森さん、近江さんとか、近くにいる人たちが改めてこういうふうに思っているんだ、とわかって面白かったしうれしかったです」、長谷川は「巻末のページで、みんなで街中華を食べているときの写真がすごく好き」、高野は「(高野のソロ企画で)『サマータイムレンダ』の原作者の田中靖規先生にイラストを描いていただいたこと」と、それぞれ語った。
その後、読者からの質問などに答えて、予定よりも大幅に時間をオーバーしてイベントは締めくくりへ。
最後に、今回の本について「メンバー同士、お互いにメンバーのことを知れました」(高野)、「この本でいろいろ僕たちのことを知った上でまたライブに来てもらいたいです」(長谷川)、「10周年ということで僕らの好きなこと、ご褒美みたいなことをやらせてもらいました」(田辺)、「マカロニえんぴつを形成しているのは、この10年にあったたくさんの素敵な出会いで、いろんなユーモアに囲まれてきたんだなと、改めて自分でも感じる1冊になりました」(はっとり)とそれぞれコメント。
イベントを終え、田辺は「今日以降もまた繰り返し読んでもらって、改めて楽しんでもらえると思います。僕らにとっても大事な本になったので、皆さんにとっても大事な本になったらうれしいです」、はっとりは「裏話をお客さんの前で話せて、一緒にトークできた感覚で楽しかったです。また15周年も本を作りたいなと思いました」と、トークショーを楽しんだ様子だった。
書籍情報
2023.02.01 ON SALE
『マカロニえんぴつ 10th ANNIVERSARY BOOK -マカロニくろにくる-』
リリース情報
2023.03.08 ON SALE
EP『wheel of life』
マカロニえんぴつ OFFICIAL SITE
http://macaroniempitsu.com/