■「堤さんとは初共演で親子という間柄を演じるうえで、父・清治郎が醸し出す迫力に負けないように努めました」(中島健人)
映画『おまえの罪を自白しろ』が10月20日に全国公開されることが決定した。
本作の主演を務めるのは、サスペンス映画初主演で新境地を魅せる中島健人。宇田家の次男で、内閣府副大臣の父・宇田清治郎のやり方に疑問を持ちながらも、やむなく父の議員秘書を務める宇田晄司を演じる。誘拐事件をきっかけに、家族の命を救うために奮闘する。
中島は、Sexy Zoneのメンバーとして活躍する一方、現在公開中の『ラーゲリより愛を込めて』では人生で初めての丸刈りに加え2週間で体重10キロ減の追い込んだ役作りをするなど、あらたな中島健人像を日本の映画シーンに刻んでいる。今作出演に辺り、中島は「『おまえの罪を自白しろ』という犯人からの要求がそのまま映画タイトルになっている本作、そこから始まる先が読めないスリリングな展開で、息を呑まずにはいられない作品になると思います。堤さんとは初共演で親子という間柄を演じるうえで、父・清治郎が醸し出す迫力に負けないように努めました」と、本作への期待感や堤さんとの初共演についてコメント。
そんな中島が初タッグを組むのは、日本を代表する俳優、堤真一。堤が演じる宇田清治郎は、家族や息子にも権威的に振る舞う政界の大物議員。孫娘を誘拐され、犯人から罪の自白を要求されるが、決して明かせない理由があった。数々の作品に出演し、日本映画界に欠かせない存在の堤だが、今作出演に辺り、「政界の大物議員という役どころを聞いて、最初は躊躇いを感じましたが、監督とお話を進めていく中でお受けすることを決めました。初共演の中島くんが演じた晄司は、“政治というがんじがらめの世界の中でも、強く生きる男”という難しい役柄ですが、彼はその役を自由に演じていて、その芝居がとても良かったです」とコメント。
そして、映画化発表に合わせて2種類のビジュアルが解禁された。
まず、タイトルをセンターに晄司(中島)と清治郎(堤)が互いを睨みあうような2ショットのビジュアルからは、今後の父子の衝突を予感させる緊迫した空気が窺い知れる。また、不穏な空の下に不気味にそびえ立つ国会議事堂を背に、無数のマスコミのフラッシュが焚かれる中で晄司がひとり何かに挑むような表情で佇むビジュアルは、全面を覆うほどの映画タイトル「おまえの罪を自白しろ」という、犯人からの脅迫に対して晄司が真っ向から対峙する構図になっている。
江戸川乱歩賞をはじめ、数々の賞を受賞する社会派ミステリーのヒットメーカー真保裕一の同名小説を、映画『舞子Haaaan!!!』(07)をはじめ、ドラマ『Mother』(10/NTV)、『Woman』(13/NTV)など数々のヒット作を生み出してきた水田伸生監督が映画化した前代未聞のタイムリミットサスペンス。初タッグの中島健人×堤真一が父子の関係でどのようなセッションを魅せるのかに注目だ。
映画情報
『おまえの罪を自白しろ』
10/20(金)全国公開
配給:松竹
(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
作品サイト
https://movies.shochiku.co.jp/omaenotsumi/