■ソロキャンプ芸人からなる「焚火会」からも、ヒロシ、バイきんぐ西村瑞樹、じゅんいちダビットソン、ベアーズ島田キャンプ、阿諏訪泰義の5名が登壇!
2月18日・19日の2日間にわたり、東京ビッグサイトにて、あらたなアウトドアの楽しみ方を体験するイベント『SOTOWAKU PARK 2023』(読み:ソトワクパーク ニーマルニーサン)が開催された。
本イベントでは、国内の注目アウトドアブランドによる出展ブースや、著名人・アウトドアブランドがプロデュースしたキャンプサイトを見ることができる展示の他、「OUTDOOR×テクノロジー」としてソニーグループが持つ様々な最新技術を用いた“ちょっと未来”のソト遊びの体験や展示エリア、親子で楽しめるワークショップ、豪華出演者によるステージプログラムなどを実施。2日間で約1万人を動員し、大盛況のうちに終了した。
【トークステージ】
■国分太一
初日の2月18日は、『SOTOWAKU PARK 2023』オフィシャルサポーターのTOKIOの国分太一がトークショーに登壇。福島県西白河郡西郷村を拠点に推進しているプロジェクト「TOKIO-BA」の取り組みについて語り、ステージを盛り上げた。
バックパックを背負って登場した国分は、『SOTOWAKU PARK 2023』のメインテーマのひとつである「OUTDOORとテクノロジー」の融合について、自身が竹で作成したQRコードのエピソードを紹介。「TOKIO-BA」の専用アプリにアクセスできる仕組みにしたものの、読み取りができず失敗したことを語り、来場者の笑いを誘った。
また、タブレットを用いた「ARデジタル昆虫採集」のブースも体験し、「都心での生活で虫に慣れていない子どもたちや、虫が苦手な親世代も一緒になって遊べる」と関心を寄せた。
国分が社長を務める「TOKIO-BA」は、TOKIOのメンバーと、その取り組みに賛同するファンからなるプロジェクト。「これまで僕たちが出演してきた番組や、TOKIOの活動で培った経験と学びを形にする“場(BA)”が“TOKIO-BA”です」と国分。
「僕らは地球の1ピースを手に入れた」をスローガンに、ともにプロジェクトを推進する賛同者(バディ=「BA-ddy」)同士のオンライン上の交流の場を設けたり、「TOKIO-BA」で実現した夢などを募集し、叶える取り組みを推進している。
■鳥羽周作シェフ・阿諏訪泰義
夕方のトークショーでは、『ミシュランガイド東京 2020』から4年連続で一つ星を獲得しているレストラン「sio」の鳥羽周作シェフと、9人のキャンプ芸人からなる「焚火会」のメンバー阿諏訪泰義が、キャンプ料理についてのトークセッションを展開。
キャンプ料理が得意で、キャンプ用スパイス「阿諏訪の出汁スパイス 箔 -HAKU-」を販売している阿諏訪は、2022年からキャンプを始めたという鳥羽シェフに、キャンパーの先輩としてギアの選び方などを指南。鳥羽シェフは「プロの視点からキャンプ料理を極めたい。厨房とは異なるフィールドでの料理にはまだまだ余白がたくさんある」と期待を覗かせていた。
鳥羽シェフいわく、キャンプは料理と似ているようで、「どんなスタイルで、どういう楽しみ方をしたいのかによって、料理の味付けやもてなし方が変わるように、キャンプもギア選びやロケーション、サイトの作り方にこだわる楽しみがある」とコメント。キャンプへの意欲を示した。
これまで挑戦したベストキャンプ料理として、鳥羽シェフはクラムチャウダーのパスタを紹介。自身の YouTubeチャンネルでも紹介している、ひとつのフライパンで全工程を済ませる「ワンパンレシピ」とキャンプ料理の相性の良さを語った。一方、阿諏訪のベストキャンプ料理は、長野県でキャンプしたときに作ったキノコや里芋など地元食材をふんだんに使った鍋。「シンプルな味付けのみで、地元で採れた食材を活かして作るのがキャンプメシの醍醐味」と、アウトドア料理の楽しさを紹介した。
■豊崎愛生・バイきんぐ西村瑞樹
2日目、2月19日の午前中のトークショーには、『SOTOWAKU PARK 2023』オフィシャルサポーターで、アニメ『ゆるキャン△』で犬山あおい役を演じた声優の豊崎愛生が登壇。幼少期から家族でキャンプに行き、学生時代にはフェスなどにも参加していたという生粋のキャンパーの豊崎。『ゆるキャン△』の出演をきっかけにさらにキャンプ熱が高まっていったそうだ。
トークショー中盤からは、「焚火会」メンバーであるバイきんぐ西村瑞樹がサプライズ登場。MC を務めた阿諏訪泰義と西村、ふたりとも豊崎憧れの「焚火会」メンバーということもあり、キャンプトークはますます白熱する展開に。
最後に、「キャンプは人と人を繋ぐ力を持っているので、各ブースでスタッフさんとの会話を楽しみながら、お気に入りのギアを見つけてください」と豊崎。キャンプ好きが高じて『ゆるキャン△』への出演にはじまり、キャンプシーンで多くの人と出会うことができた自身の経験になぞらえて、来場者にメッセージを送った。
■焚火会
『SOTOWAKU PARK 2023』のトークステージのハイライトとなったのは、ソロキャンプ芸人からなる「焚火会」によるトークセッション。登壇したのは、ヒロシ、バイきんぐ西村瑞樹、じゅんいちダビットソン、ベアーズ島田キャンプ、阿諏訪泰義の5名。
「『焚火会』メンバーが公の場に5人も集まるのはとても貴重な機会」と西村が言うように、ステージ前を囲むように多くの来場者が詰めかけた。
MCを務めた阿諏訪の「『焚火会』メンバーのなかでキャンプに誘う順番は?」というお題に対して、メンバーのキャンプスタイルや相性を含めて各々が回答。YouTube などでは見られない、メンバー間の意外な関係性が浮き彫りになると、「まさに、普段このメンバーで焚火を囲んでいるような話題ですね」と西村。来場者も「焚火会」の一員であるかのような距離感で、赤裸々なトークが繰り広げられた。
「次回の『SOTOWAKU PARK』では、焚火会メンバー9名全員を集めたい」と西村。終わりの見えない5人のトークに、次回開催の期待を込めて『SOTOWAKU PARK 2023』のトークステージを締めくくりました。
【多彩なブース展開】
『SOTOWAKU PARK 2023』には、小規模・小ロットながらキャンパーたちから絶大な支持を集めるガレージブランドを中心に、全54ブランドが出展。本イベント初出しの新作ギアや、限定コラボアイテムなどコアなキャンパーも唸るキャンプギアが東京ビッグサイトに集結した。
人気のデザイナーズブランド集団「M16」は3つのブースに分けて出展、ブースの前には多くの来場者が列を作った。また、新作アイテムが発売されるたび即完売となる「ZANE ARTS」からは新作テントが発表。目隠しされたブース前には多くの人だかりができていた。
『SOTOWAKU PARK 2023』では、「OUTDOOR×テクノロジー」をテーマにしたブースが出展され、新しいアウトドアスタイルを提案。立体音響技術を活用した「360 Reality Audio」が設置されたドームテントでは、大自然のなかで感じる様々な音が全方位から降り注ぎ、都心にいながら「雪山」や「森の中」などの非日常体験が可能となっていた。
また、ソニーが生み出した新素材「Triporous™」(トリポーラス)のブースでは、同素材を使用したテントやアパレル、浄水器などを展示。「Triporous™」(トリポーラス)は、籾殻から生まれた天然由来の多孔質カーボン素材で、特許を取得した独特の微細構造により、水や空気の浄化など幅広い応用が期待されている。
その他にも、AR技術でタブレットを使用して昆虫採集ができる「AR デジタル昆虫採集」や、融合現実映像(Mixed Rrality)を搭載した「Sociable Cart(ソーシャブルカート):SC-1」の乗車体験展示など、テクノロジーを活用したフィールドでのあらたな取り組みを体験でき、子供を中心とした家族連れが笑顔で楽しむ姿が見られた。
会場内には「子供と一緒に楽しめる」をテーマにしたワークショップも登場。リサイクル可能なダンボールテントにペイントができる「らくがきキャンプサイト(BnA_WALL×DAN DAN DOME)」をはじめ、化石発掘体験やオリジナルサコッシュが作れる「Dino Camp」など、子供連れのファミリーキャンパーたちも充実した時間を過ごしていた。
■オフィシャルサポーター
TOKIOの国分太一、バイきんぐ西村瑞樹、声優の豊崎愛生、レストラン「sio」 オーナーシェフの鳥羽周作が『SOTOWAKU PARK 2023』オフィシャルサポーターに就任。国分はトークステージの他、福島県西郷村に立ち上げた「TOKIO-BA」(トキオバ)プロジェクトの一端を来場者に感じてもらうための特別展示を実施。
バイきんぐ西村瑞樹は、自身のソロキャンプサイトを再現した展示協力のほか、トークショーなどにも出演。
アニメ『ゆるキャン△』にも出演の人気声優、豊崎は大好きなアウトドアやギアにまつわるトークショーへ出演。アウトドア好きとしての、豊崎の意外な一面を垣間見ることができる、貴重な機会となった。
人気シェフの鳥羽は、最近では「簡単に作れる美味しいキャンプ飯」を自身のYouTubeチャンネルで紹介。キャンプ飯やアウトドアに関するトークショーに出演したほか、SOTOWAKU PARKのために、オリジナルアウトドア飯メニュー「鳥羽周作シェフ 考案レシピ白味噌豚汁(塩むすび付き)」を、フードエリアで販売した。
■全54アウトドアブランドが出展
SOTOWAKU PARKならではの、魅力的な54ブランドが出展。本イベント初出しの新作ギアや、限定コラボアイテムなど、コアなキャンパーも唸るキャンプギアが東京ビッグサイトに集結した。
◇出展アウトドアブランド ※五十音順
asimocrafts/AS2OV/UNBY GENERAL GOODS STORE/伊東自動車×REGRESS/ INAVANCE/WEEKEND(ER)&Co./H&O/M16/大島清吉商店/OLD MOUNTAIN/
Oregonian Camper/color OUTDOOR BROWN/C&C.P.H.EQUIPEMENT/GRINDLODGE/ 児島ジーンズ/COLONISTA/TheArth/埼玉トヨペット/Sunny Hammock/
サ ン ゾ ー 工 務 店 /JRD by JARLD/ZANE ARTS/ セ カ イ ク ラ ス /SomAbito/ solworks/tivoli wood works/TRUNK ZERO/NATURAL MOUNTAIN MONKEYS/ NATAL DESIGN/neru design works/NORAs/ 野 良 道 具 製 作 所 ×ASOMATOUS/ NORTENT(ABLAZE)/HALF TRACK PRODUCTS/BYCRUISE/馬場長金物株式会社/
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イベント情報
『SOTOWAKU PARK 2023』
02/18(土) 東京・東京ビッグサイト 南展示棟 3,4ホール
02/19(日) 東京・東京ビッグサイト 南展示棟 3,4ホール
イベントサイト
https://sotowakupark.jp/