■「この曲を聴いた誰もが、見て見ぬふりの第三者ではいられなくなるように、大事に歌いました」(EGOIST・chelly)
EGOISTが5月12日より公開される『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』のエンディングテーマを担当することが発表された。
新曲タイトルは「当事者」、作詞作曲編曲のすべてをryo (supercell)が手掛けた。デビュー10周年を越えてさらに進化した懐かしくも新しいEGOISTが味わえる意欲作となっている。ボーカルchelly(読み:チェリー)は楽曲について「音作りやボーカルワークを含め制作の段階でたくさんの試行錯誤の上できあがった作品です」とコメント。CDの発売日は5月10日に決定、収録内容など詳細は追って発表される。
『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』は10周年をむかえた「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの最新作であり、集大成となる作品。塩谷直義が監督、脚本を深見真と冲方丁、キャラクターデザイン、総作画監督を恩田尚之が務め、Production I.Gがアニメーション制作を担う。
■chelly(EGOIST) コメント
今回、『PSYCHO-PASS サイコパス』の世界に再び寄り添えることをとても嬉しく、光栄に思います。
「当事者」という楽曲は、音作りやボーカルワークを含め制作の段階でたくさんの試行錯誤の上できあがった作品です。ブレスの位置などの技術的な部分でのディレクションがいつもよりだいぶ細かく入ったのですが、この歌詞を前にしてそんな理屈くさいものは不要では? と思ってしまうくらい、少し昨今の世情を思わせるような繊細な言葉たちをよく読み、考え、レコーディングに臨みました。そういった表現者として譲れない部分や己の中の楪いのり像と、楽曲の見栄えとの葛藤のようなものが、奇跡的にこの曲の美しくて歪な色味の一部になっているようにも思います。
この曲を聴いた誰もが、見て見ぬふりの第三者ではいられなくなるように、大事に歌いました。ぜひ、劇場版と一緒に楽しんでいただけたら幸いです。
(C)サイコパス製作委員会
リリース情報
2023.05.10 ON SALE
SINGLE「当事者」
EGOIST OFFICIAL SITE
http://www.egoist-inori.jp/