ZAZEN BOYS×w.o.d.、音楽番組『69号室の住人』主催イベントで白熱のライブを展開

■「ZAZEN BOYS最高！」「w.o.d. ロックンロール！」

2019年7月よりTOKYO MXにて放送を開始し、今年で3年を迎えた音楽トーク番組『69号室の住人』主催のライブイベントが2月3日に渋谷WWW Xにて開催。ZAZEN BOYSとw.o.d.の2組がステージにて初共演した。

まず一番手としてw.o.d.がステージに登場。ライブは1曲目「失神」から手拍子が巻き起こる。「w.o.d.です、よろしく」というひと言から「イカロス」そして「Fullface」へと繋げ、轟音とエモーショナルなパフォーマンスで畳みかけ一気に会場のボルテージを上げた。その後も「リビド」などヘヴィーなサウンドとエネルギーでフロアを揺らしていく。

MCでは「ZAZEN BOYSとツーマンですよ。うれしいですね」「ここが今日、渋谷でいちばん熱いと思うんで好きに遊んでいって」と特別な一夜への思いを語ったほか、ボーカルのサイトウが、10代の頃に、番組MCの遠山大輔（グランジ）が出演するラジオに出演した際の逸話も披露し会場を沸かせた。そして、熱気が満ちるなか「踊る阿呆に見る阿呆」でパフォーマンスを締めくくった。

続いて、「MATSURI STUDIOからやって参りました、ZAZEN BOYS。渋谷CITY」という向井秀徳の一声からライブがスタート。「Honnoji」「COLD BEAT」と立て続けに披露し、その劇的にタイトなパフォーマンスに会場から次々と歓声が沸き上がる。

「刺激が欲しくてたまりません」というひと言から、ライブでは久々となる「SI・GE・KI」が演奏され、「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」ではミラーボールがフロアを照らし出すなか、キャップにサングラス姿となった向井のラップが炸裂した。そしてラストは楽曲タイトルのとおり、壮絶なリフの応酬となった「RIFF MAN」でフロアを圧倒しライブパートを締めくくった。

ライブ後には、番組MCの遠山大輔と向井秀徳（ZAZEN BOYS）、w.o.d.のメンバーによるビール片手のトークライブが展開。向井とw.o.d.の初遭遇時のエピソードや、お酒が好きな双方の二日酔いのやり過ごし方、ライブセットリストへのこだわりなど多岐にわたるトークが繰り広げられた。

そして、トークの最後はw.o.d.ドラム中島からの「ZAZEN BOYS最高！」と、向井からの「w.o.d. ロックンロール！」という双方がたたえあう言葉で締めくくられた。

なお、当日のトークライブの様子は2月21日にTOKYO MX『69号室の住人』番組内にて放送される。

＜セットリスト＞
■w.o.d.
1. 失神
2. イカロス
3. Fullface
4. THE CHAIR
5. リビド
6. サニー
7. バニラ・スカイ
8. 1994
9. 馬鹿と虎馬
10. モーニング・グローリー
11. Mayday
12. 踊る阿呆に見る阿呆

■ZAZEN BOYS
1. Honnoji
2. COLD BEAT
3. MABOROSHI IN MY BLOOD
4. IKASAMA LOVE
5. SI・GE・KI
6. ポテトサラダ
7. CRAZY DAYS CRAZY FEELING
8. 杉並の少年
9. WHISKY & UNUBORE
10. RIFF MAN

PHOTO BY 岸田哲平