■「ウェーイ! 今日は僕のテンションに誰も負けないでください!」(JO1・河野純喜)
JO1が、さいたまスーパーアリーナで開催された大型音楽フェスティバル『GMO SONIC 2023』に出演。本稿ではそのオフィシャルレポートを掲載する。
JO1は2日目に登場し、初披露の新曲「We Good」を含む全7曲で圧巻のパフォーマンスを披露した。人生初のフェス参加となった川尻蓮は、「初めてなので、フェスの楽しみ方、盛り上がり方を皆さん教えてください!」と煽り、普段とは違うフェスの雰囲気を楽しんでいた。
洗練されたイントロが流れ出すと1曲目に始まったのは「Born To Be Wild」。河野純喜のパワフルで突き抜けるようなボーカルから勢いよく幕を開け、自身のライブでも盛り上がるこの楽曲で会場の温度を一気にヒートアップさせたまま、間髪を入れず「Rose」を歌唱。薔薇の花のように真っ赤に染まった鋭いライトの中、一糸乱れぬシンクロダンスが美しくしなやかに浮かび上がる。ベースシンセが特徴の重低音がアリーナに響き渡り、今回のフェスにふさわしい選曲となった。
続く3曲目は、2022年末の第73回NHK紅白歌合戦で歌唱したデビュー曲「無限大」を、EDM調に特別アレンジして披露。ダンスブレイクでは、千手観音をイメージしたフォーメーションが鮮烈なインパクトを残す。いつも以上にオリジナリティを感じさせる、スペシャルなステージとなった。一転、MCではメンバー一人ひとりが挨拶し、それぞれのチャーミングな一面を見せた。河野純喜は客席に「ウェーイ!」とノリで盛り上がり、笑いを誘いつつ、「今日は僕のテンションに誰も負けないでください!」と気合十分に会場を盛り上げた。
4曲目は、メンバーの木全翔也が出演する連続ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』 の主題歌で最新曲「We Good」の初パフォーマンスを披露。ポップでエネルギッシュなメロディに乗せて「We good」「後悔ない人生なんてビートのないDancing tune」と等身大のメンバー自身を表しているかのようなポジティブな歌声が会場を明るく包む。木全ポーズこと“Goodポーズ”をしながらステージを駆け回り楽しそうに歌う11人の姿が印象的で、観客もつられて笑顔が溢れていった。
そして、ここから怒涛の後半戦がスタート。エモーショナルで美しいサウンドがファンの間でも人気な楽曲「MONSTAR」、そしてアグレッシブな高速ダンスナンバー「Speed of Light」と続き、高度なシンクロパフォーマンスと伸びやかな歌声でたたみかけた。前曲のアウトロから不穏なアレンジサウンドから始まったラストナンバーは、MV再生数が4800万回以上を超え海外でも人気の高い「SuperCali」。この楽曲も、このライブのために特別アレンジされ、原曲のムードを強調しながらも今回のパフォーマンスに合わせたEDMモードで会場のボルテージを高めていく。最後までノンストップで駆け抜け、迫力のステージとなった。
豆原一成の「また会いましょう!」の言葉が頼もしく、2023年ライブ1発目に相応しいJO1 の気合いとパフォーマンスへの熱い情熱が見えるステージとなった。
初めてライブを見た方のSNSでは「パフォーマンスがすごい」「熱量えぐい!」 「推しができた」「カッコ良すぎる!」「ダンスうまい!」「楽曲もEDMファンが楽しめて良すぎる」など、多くの投稿が見られる。2022年、全国5都市を巡る自身初となるアリーナツアーを経てより一層たくましくなったライブパフォーマンス、そして多方面で魅せる彼らの“ライブ力”に2023年も注目だ。
(C)LAPONE Entertainment
リリース情報
2023.01.19 ON SALE
DIGITAL SINGLE「We Good」
ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』番組サイト
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