三代目JSB、ライブフィルムの『プレミアムスタンディング応援上映イベント』に登場！「周りではドルビ沼に浸かっている」（岩田剛典）

■「2023年の再始動にあたり雰囲気もすごくいい。2月からツアーもスタートするので7人で心をひとつにしたい」（今市隆二）

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのライブフィルム『JSB3 LIVE FILM / RISING SOUND』のスタンディング無発声応援上映の開催を記念して、NAOTO、小林直己、岩田剛典、今市隆二、OMI（「O」は、スラッシュありが正式表記）、監督の二宮“NINO”大輔が登壇する「プレミアムスタンディング応援上映イベント」が1月27日に東京・丸の内ピカデリーで開催された。

この作品は、2020年に開催されたオンラインライブ4本の映像をスペシャルリミックスしたもの。最高峰の技術で没入感を味わえるドルビーシネマにて先行公開され、1月13日から全国の劇場で上映されている。

当時のオンラインライブが劇場公開という形で、たくさんのファンに届いていることに対して、NAOTOは「あのライブは僕らが直接皆さんに届けられなかったコロナ禍からスタートしたチャレンジ。あのときはみんな辛い時期だったが、考えてみれば、あの期間でした作れないものを作れた。それを映画館で作品として届けられることがうれしい」と率直に語った。

続けて「ライブこそが真ん中の活動のグループなので、それを奪われたなかで見つけた形がこの作品。それが劇場公開という形で届けられてうれしい」とコロナ禍での葛藤も振
返った。

小林直己は試写を事前に観た感想を聞かれると「率直にとても面白かった。オンラインライブを1年で4回実施して、それを二宮監督が、曲で言うところの“リミックス”してくれた。自分たちのライブだが、何倍にも増して楽しめるような内容になっています」と答え、「初めてこの映画を試写で観たあとも、“立って歌いながら観れるといいですね”と話していたのでそれが叶ってうれしい」と念願のスタンディング上映だったことを明かした。

周りからの反響を聞かれた岩田剛典は「僕の周りは“ドルビってきました”と、“ドルビ沼に浸っている”と聞いてます」とDolby Cinema(R)で上映される本作ならではの冗談も交えながら、「この時期のライブはオンライン仕様になっている。映画館で観るためのライブになっているので、ぜひ映画館でドルビ沼に浸かっていただければと思います」と重ねた。

「三代目とはどのような存在か」と聞かれた今市隆二は「12年それぞれがいろんな活動をしたが、やはり自分たちが帰るべく場所だなと、僕だけではなくメンバー全員も感じている」と答え、さらに「2023年の再始動にあたり雰囲気もすごくいい。2月からツアーもスタートするので7人で心をひとつにしたい」とツアーに向けて着々と準備を進めていることを明かした。

主題歌「この宇宙の片隅で」の作詞を手掛けたOMIは、主題歌が決まったときはうれしかったと話し、「再始動に向けて曲を作らせていただいて、初めて試写でエンディングとして主題歌が流れているのを観たときに、MVは使われてない映像で、いろいろなことを思い出してジーンときた。ひとつのストーリーとして繋がっている感じがしてグッときた」と話した。

二宮監督は主題歌「この宇宙の片隅で」のMVも監督しており、「この宇宙の片隅で」を映画のエンディングで流すときの映像にもこだわりながら作っていったという。

見どころについては「ポイントはなんで皆さん観ているんですか？」とファンに目線を配るもメンバーから二宮監督が正しい見方というのをYouTubeでしっかり説明しているというと顔を赤くする一面も。

そしてNAOTOは、今年いちばんびっくりしたことがとして二宮監督のキャラクターが違うことを挙げ、「でも本当に伝えたいところはすべて詰め込んでおり、声は出せないけどスタンディングで楽しんでいただきたい」と語った。

応援上映についてどんなふうに楽しんでもらいたいかという問いに岩田剛典は「どんなふうに楽しんでいるか逆に観てみたい」とコメント。「来月からのライブに向けてのリハビリ的な？　少しずつ体を慣らせるというか」とNAOTOが言うと「違う違う。予習復習というんですよ」とOMI。

そしてNAOTOが「ぜひこの作品を観て会場に来ていただける方々を…なんて言うんだっけ」と言葉が思いつかずメンバーからツッコまれると、そこに岩田が「ドルビ沼！」と回収し会場を笑いに包んだ。

そして2023年の1年の抱負が各メンバーに質問されるとNAOTOが率先して「昨日みんなと話していて、今年は三代目というアーティストのパフォーマンスというものを…」と言葉詰まらせつつも「健康第一」と答えると「おじいちゃんか」とOMIにツッコまれた。

さらに「パフォーマンスに命かけていこうぜ。いいんだよ、パフォーマンスで黙らせれば」とNAOTOが語っていたことが明かされると、小林直己もそれに合わせ「それは、パーフォマンスで黙らせる」と冗談を交えながらも「毎日ツアーリハをして、早く観てもらいたいなという思いが日々高まっている」と語った。

岩田剛典は「毎日リハーサルを重ねてまして、今日も全員集まって久しぶりにトレーニングをきっちりやるというのをやり、ツアーに向けて気持ちを高める一環として去年から毎月メンバー飯をしている。そして実は昨日もそうでした」と明かす。

それを聞いたNAOTOから「さっきからずっと言ってたけど。聞いてた俺たちの話？」と言われると「それはドルビ沼ってやつです」と会場を再度賑やかにした。そして最後に「シンプルにメンバーで集まる時間をもっと増やしていきたい」と語った。

今市隆二は「今年は、三代目に時間を作り情熱を注ぐ1年間にしたい。そしてパフォーマンスで黙らせる」と今市隆二もNAOTOをいじった。OMIは「来月からツアーが始まるがハードな1年になるのは間違いないので心身ともに健康で活動していきたい。そしファンの皆さんにも忘れられない1年にしたい」とメンバー最後としての抱負を締めた。

続いて二宮監督は、「ファンの皆様と同じで裏方として支えたいと思います」と語り、そして新曲のMVもとても素晴らしいので楽しみにしてほしいと伝えた。

最後にリーダーのNAOTOがこれから観る人へ「コロナ禍で生まれた苦しみだったり、当てどころのない憤りの気持ちだったりすべてをひっくるめたいつもと違ったライブ作品となっていると思います。あれを観ると本当に自分たちもいろんなことにチャレンジしながらいろいろやったなと思います。まだコロナが明けていないですけど、来月から直接皆さんと会えますのであんなときがあったなと思えるぐらいな気持ちでこの作品と向き合って皆さんも感じて、直接観るライブも楽しみにしていただけるれば」と締めた。