■藤ヶ谷太輔演じる裕一が「今、俺変わろうとしてます。なんか、ごめんなさい。なんかでしかないんですけど、なんか俺頑張ろうとは思ってます」と号泣しながら謝罪!
藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)主演映画『そして僕は途方に暮れる』のあらたな場面写真が公開された。
本作は、2018年に藤ヶ谷主演でシアターコクーンで上演されたオリジナルの舞台を映画化したもので、平凡なひとりのフリーターが、ほんの些細なことからあらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇。監督は舞台版の作・演出を手掛けた三浦大輔が務めた。
このたび、解禁となったのは、藤ヶ谷太輔が全身全霊で演じ切った、主人公の菅原裕一が号泣する場面写真。
恋人、親友、先輩、後輩、姉、母、から逃げた裕一は最後についに父親とも言い合いになりいすわっていたアパートを飛び出す。久々に実家に戻ると、姉・香(香里奈)から「皆に言うことあるでしょ」と一喝された裕一は、逃げ続けてしまったことに初めて向き合い号泣。
「今、俺変わろうとしてます。なんか、ごめんなさい。なんかでしかないんですけど、なんか俺頑張ろうとは思ってます」と謝罪する表情が切り取られている。
実はこのシーンの藤ヶ谷の演技は、三浦大輔監督が当初考えていた狙いとはやや違っており、他のシーン同様かなりな数のテイクを重ねていたが、藤ヶ谷の完全に裕一が乗り移ったかのような感情が溢れ出す真に迫った演技に心動かされた三浦監督が当初のニュアンスを変えてワンテイク目を使用したという。
そんな藤ヶ谷演じる菅原裕一のダメっぷりにSNSでは
「完璧なクズ男になりきっていた」
「すさまじい名演技」
「クズ男に泣かされた」
「あのどうしようもないクズ男は藤ヶ谷くんしか演じられない」
と称賛とともにここまでやるとはと驚きの声が集まっている。
さらに、本作に対しても
「裕一の弱さは自分にもある弱さだ」
「理由に共感できる部分があって人間臭さがあってとても良かった」
「出来事に身に覚えありすぎてずっと見入ってた」
と裕一に共感する反応も続出。
「今年初映画から年間ベスト10入りは間違いないであろう作品にぶち当たるなんてなんたる僥倖。今年、面白くなってきたじゃねーか」
「優しい気持ちでは終わらせてもらえない感じが、すごくいい」
「心に長く残る作品」
「人生は物語であり映画なんだということで傑作」
「最後まで没入、驚愕なラストも見逃せない」
とSNS上でも絶賛の声が上がっている。
映画『そして僕は途方に暮れる』は、TOHOシネマズ日比谷他にて公開中。
映画情報
『そして僕は途方に暮れる』
1月13日(金)TOHOシネマズ日比谷 他全国ロードショー
出演:藤ヶ谷太輔
前田敦子 中尾明慶 毎熊克哉 野村周平 / 香里奈 原田美枝子 / 豊川悦司
脚本・監督:三浦大輔
原作:シアターコクーン「そして僕は途方に暮れる」(作・演出 三浦大輔)
音楽:内橋和久
エンディング曲:大澤誉志幸「そして僕は途方に暮れる」
配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2022 映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会
映画『そして僕は途方に暮れる』作品サイト
https://happinet-phantom.com/soshiboku/