■西川貴教が、「こっちに来んな」と言われても突き進めた表現者としての信念とは?
『THE FIRST TAKE』制作チームが手がけるYouTubeコンテンツ『FUKA/BORI』(フカボリ)。第9回 SIDE Aに西川貴教が登場する。
『FUKA/BORI』は、音楽を嗜好品のように味わい、楽曲とアーティスト自身を深堀りして語る最深音楽トークコンテンツ。東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦がホストを務め、音楽が生まれた裏側にどんな物語があったのか、その音楽を生んだミュージシャンを作ったのはどんな音楽だったのか、ゲストアーティスト自身がホストの谷中とともに掘り下げていく。
1月17日22時より公開されるSIDE Aでは、MC・谷中敦が西川貴教とともに、自身のターニングポイントとなった楽曲「INVOKE-インヴォーク-」と「一番光れ!-ブッチギレ-」を深掘りしていく。
アニメ『機動戦士ガンダムSEED』OPテーマとなっている「INVOKE-インヴォーク-」は、T.M.Revolutionが「HOT LIMIT」「WHITE BREATH」等で自身の存在を確立したあとの、“音楽”というジャンルを飛び越えて活動をし始めるきっかけとなった曲だという。
「アニメ自体にファンの方も多いですから、最初は『こっちに来んな』『そうまでして売れたいのか』みたいなことを言う人もいた。でも、僕的には、それが二次元だろうが三次元だろうが思いを込めて作っているものに隔たりなんてないって、その信念でやっています。そのおかげで、いろんな界隈の皆さんと交流をさせていただけることになったので、あの経験がやっぱりあったから今があるなと思っています」と、当時の逆境を振り返る。
また西川貴教名義の楽曲「一番光れ!-ブッチギレ-」では、コンポーザーに迎えた草野華余子から、「学生時代から西川に歌わせたいと思ってデモを勝手に作ってた」と打ち明けられ、頼んだ翌日にデモ楽曲が送られてきたというエピソードを語る。
「新しいことや周りの状況に自分の気持ちも揺らぐこともあるし、このままでいいのかなと思うこともあったりするんですが、やっぱり続けてみよう、この先にもう少し掘ったら何か出てくるんじゃないかとかってやっていたら、本当にそういうふうにプレゼントが現れた」と語り、西川にとって自身の活動の支えとなる大きな出来事のひとつだったことが明かされた。
T.M.Revolutionとして活動26年目に入り圧巻の歌唱力で第一線を走り続ける西川貴教の、表現者としてのストイックな姿勢と、感謝を忘れない真摯な態度を伺い知ることができる回となっている。
YouTubeチャンネル『THE FIRST TIMES』
https://www.youtube.com/channel/UCmm95wqa5BDKdpiXHUL1W6Q
西川貴教 OFFICIAL SITE
http://www.takanorinishikawa.com/