■「MINIの皆さんを含めたINIチームで世界を目指したいと思います!」(西洸人)
INIが、初アリーナツアー『2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR[BREAK THE CODE]』のファイナル公演を1月8日に東京・日本武道館で開催した。
2021年11月3日にデビューシングル「A」で華々しくデビューしたINIは、デビュー1年目にして初の全国ツアーそして、初のアリーナツアーを開催。ファン待望の本ツアーは、2022年12月17日の愛知・AICHI SKY EXPOを皮切りに、全国4都市5会場(全13公演)を巡り、1月7日・8日に追加公演として日本武道館2DAYSを実施した。ツアー全公演を通して12万人を動員し、チケットは即完売。初の全国ツアーにして初のアリーナツアー、さらには日本武道館公演。そんなINIにとって初めて尽くしの公演をレポートする。
今回レポートする日本武道館公演は、INIにとって2023年初のライブ。気合十分のINIは、デビュー曲「Rocketeer」からタイトルどおりのロケットスタートを切り、「Cardio」「BOMBARDA」とダンスナンバーが続き、一糸乱れぬパフォーマンスを披露。これには、メンバーもMINIも冒頭からボルテージは最高潮に。ダンスナンバーが終わったあとのトークでは、新年一発目のライブということで「あけましておめでとう ございます! 今年もよろしくお願いします!」と会場に集まったMINIに新年のご挨拶。年男の藤牧京介は「今年はMINIの皆さんにもっとたくさん会えるようにしたいです!」と2023年の抱負を語った。
挨拶の流れで佐野雄大が「僕たちの大切な曲を、成長した僕たちでお届けします」と紹介した『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の課題曲「RUNWAY」と「ONE」をINIバージョンで披露。デビューメンバーでの構成となり、オーディション時からダンス・ボーカル・ラップすべて格段に成長した姿で会場を魅了した。
VTR明けに登場したINIは、それまでの黒衣装から変わり白を基調とした衣装をまとい、アルバム収録曲「Do What You Like」、そして 木村柾哉・西洸人が振り付けを担当した「KILLING PART」を特別にホリデーバージョンで披露。ライブ中盤には、木村柾哉・後藤威尊・松田迅によるダンスユニット「DANCE #1」、池崎理人(崎は、たつさきが正式表記)・田島将吾・西洸人によるラップユニット「How are you」、尾崎匠海・佐野雄大・許豊凡・高塚大夢(「高」は、はしごだかが正式表記)・藤牧京介のボーカルユニットによる「Mirror」を初披露。
さらに、追加公演だけのスペシャルとしてアルバム『Awakening』収録曲から「Runaway」をハンドマイクで歌唱。メンバーのバックモニターには、INI公式HPで募集した“MINIによる”愛を伝えるメッセージが映し出された。本楽曲は、メンバーの田島将吾が作詞に参加。「僕たちの等身大を表せるように詞を考えたので、こうしてライブで披露することができてうれしいです」とコメントした。
ライブも終盤に差し掛かり、これまでのタイトル曲「Password」や 「CALL 119」「Shooting Star」「Dramatic」など息つく暇もないパフォーマンスを披露。「Password」では、11人が1列になってリフターで登場。圧巻の登場に会場全員が圧倒された。大ヒットアルバム『Awakening』のタイトル曲「SPECTRA」で本編が終了。
アンコールを求めるMINIの大きな拍手に応え流れた映像は、これまでリリースしたタイトル曲の最新曲「SPECTRA」からデビュー曲 「Rocketeer」までを振り返るもの。最後に現れた文字は「Let Me Fly」。この楽曲は彼らが選ばれた『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のテーマ曲で、オーディションの最終回にも披露された楽曲を、このツアーのために構成を変えたINIバージョンで披露。
そんなファンにとって”エモい”楽曲が終わり、最後の挨拶ではリーダーの木村は涙を浮かべながら「こうしてステージに立てるのもMINIの皆さんのおかげです。ありがとうございます。これから老若男女問わず愛されるようなグループになれるように頑張りますのでよろしくお願いします」と感謝を伝え、年男の高塚は「“大夢”だけに大きな夢をみている気分でした。オーディションに応募したときに自分がこのようなステージに立つとも思ってなくて、僕がここに立っているのは、今僕を応援してくれているMINIの皆さんのおかげです」と伝えた。
最年長の西は涙を浮かべながら「他のメンバーが言ってくれたように感謝してもしきれません。僕たちは本気で世界に行きたいです。MINIの皆さんを含めたINIチームで世界を目指したいと思います!」と感謝の気持ちと今後の意気込みを語った。公演の最後「We Are」では撮影OKタイムがあり、 最後の最後までMINIを楽しませ歴史のある日本武道館の地で初アリーナツアーの幕を下ろした。
■20歳を迎えた松田迅を終演後サプライズでお祝い!
1月9日は成人の日ということで、INIメンバーの中で20歳を迎えた松田迅を、公演終わりにメンバー全員でサプライズで祝福。メンバーを代表して池崎理人から松田のメンバーカラーである赤いバラが11本詰まった花束が渡された。松田は「これからもめちゃくちゃかっこいい自分でありたいと思います!」と20歳の意気込みを語った。
さらに、昨年お祝いできなかった池崎も一年越しのお祝いを。メンバーを代表して西洸人から池崎のメンバーカラーである青いバラ11本が送られた。この模様は、INI Official Twitterでも映像が公開されている。
<セットリスト>
01.Rocketeer
02.Cardio
03.BOMBARDA
04.RUNWAY(INI Ver.)
05.ONE(INI Ver.)
06.Do What You Like
07.KILLING PART
08.AMAZE ME
09.Brighter
10.STRIDE
11.DANCE #1(木村・後藤・松田)
12.How are you(池崎・田島・西)
13.Mirror(尾崎・佐野・許・高塚・藤牧)
14.Runaway
15.Password
16.CALL 119
17.Shooting Star
18.Dramatic
19.BAD BOYZ
20.SPECTRA
EC1/21. Let Me Fly~その未来へ~
EC2/22. We Are
(C)LAPONE ENTERTAINMENT
リリース情報
2022.12.07 ON SALE
DIGITAL SINGLE「Dramatic」
2022.12.14 ON SALE
ALBUM『Awakening』
INI OFFICIAL SITE
https://ini-official.com