■「ジュノン・スーパーボーイ・コンテストを受けてなかったらYouTuberに…」(綱啓永)「コンテストを受けたことで、殻を破れた気がします」(松本大輝)
1988年にスタートして以来、武田真治、袴田吉彦、伊藤英明、小池徹平、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉などの数々のスターを発掘してきた『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』。
現在、第36回へのエントリーが受付中だが、発売中の『JUNON』2月号から、2023年さらなる飛躍(ブレイク)を果たすであろうジュノンボーイ同士の対談連載「BREAK JUNONBOY 2023」がスタート。
記念すべき第1回には、綱 啓永(つな・けいと/第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリ)と、松本大輝(まつもと・ひろき/第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリ)が登場。
綱 啓永は、1998年12月24日、千葉県生まれ。O型。2019年に『騎士竜戦隊
リュウソウジャー』(テレビ朝日系)でリュウソウブルー/メルト役に抜擢。『君の花になる』(TBS系)では古町有起哉を演じ、作中に登場するボーイズグループ“8LOOM”の一員として、楽曲「HIKARI」「Melody」「君の花になる」などをリリースした。
松本大輝は、1999年3月29日、北海道生まれ。O型。『臨床犯罪学者 火村英生の推理2019』で俳優デビュー。2022年、『ウルトラマンデッカー』(テレビ東京系)のアスミカナタ役でドラマ初主演。同役で主演する映画『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』が、2月23日、全国の劇場で公開予定となっている。
第31回で綱から松本へトロフィーが渡って以来の対面であるというふたり。誌面では、コンテストの選考過程、グランプリを獲得した瞬間、そして互いの現状についてなど、様々な話に花を咲かせている。
さらに取材中の密着オフショット動画が『JUNONTV』にて公開。撮影の裏側も楽しめる。
(C)JUNON/PHOTO BY 杉江拓哉(TRON)
■インタビューより一部抜粋
松本大輝:グランプリを受賞した瞬間は、覚えていますか?
綱 啓永:1ミリも予想してなかったから、頭が真っ白になって何も思い浮かばなかった。僕は敗者復活から上がってきたんだけど、敗者復活からグランプリを受賞した人は過去にいないので、不可能だと思ってたし。「人生の思い出になるように楽しもう」って考えてたくらい。グランプリ発表の瞬間は「ここは僕の出る幕じゃないな」と、魂をどっかに飛ばしてました(笑)。ところが選ばれたからパーンと魂を戻し、必死に質問に答えて。実は当日、会場には友だちが何人も来てくれていたの。
松本:おぉー! 僕も頭真っ白、膝ガクガク。「前に出てきてください」と言われても、ちょっとふわふわしていました。
綱:なれるかも、って予想してた?
松本:いや…。グランプリの発表って最後なので、「無理かな」という思いのほうが強かったです。そこで名前を呼ばれたらグランプリ、呼ばれなかったら受賞ゼロという、天か地かという状態ですよね。本当にドキドキしてました。
綱:グランプリを受賞したおかげで、多少は自信がついた気がする。それは今もすごく、自分のためになっています。この世界だと、自信ってめちゃめちゃ大事だと思うから。
松本:僕は…グランプリを受賞して住所が変わりました(笑)。初めての一人暮らしを始めたので。当時は家族が毎日夢に出てきたくらい、ホームシックになりました。家族はすごく応援してくれていて、『ウルトラマンデッカー』(テレビ東京系)が決まったときは大喜びしてくれました。うれしいんですけど、「次もまたいいニュースを聞かせなきゃ」とプレッシャーにもなります。――あなたにとって「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」とは?
綱:「たまご」。僕は、ここから生まれているので。自分の生まれた場所であり、数々のスターたちが生まれた場所でもあります。そしてこれからもたまごが孵(かえ)っていき、いろんな役者さんが生まれていくのでしょう。どんな役者さんが出てくるのか楽しみだし、僕も頑張ります! もしコンテストを受けてなかったら、YouTuberになっていたかも(笑)。一度サラリーマンになったとしても、飽きて辞めちゃいそう。友だちが3人YouTuberをやってるので、そこに合流していたんじゃないかな。
松本大輝:「自分の殻を破る場所」。人前で演技をすることは、恥ずかしいと思っていました。でも、コンテストでは演技審査もありますし、自分がやってみたいのはお芝居だし…ということで腹をくくり、おかげで殻を破れた気がします。もしコンテストを受けていなかったら、スポーツジムで働いていたと思います。当時はやりたいことがなく、漠然とスポーツに携わる職業に就こうと思っていました。ジュノンボーイ・コンテストを受けたことで、人生が大きく変ったんです。
書籍情報
2022.12.22 ON SALE
『JUNON』2月号
第36回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの詳細はこちら
https://www.junon-tv.jp/ar:cles/1358