■「こうやってステージに立って見える景色がすごく綺麗で、やっぱり歌って踊ることが好きなんだな」(私立恵比寿中学・仲村悠菜)
私立恵比寿中学が12月17日に『私立恵比寿中学 New style 大学芸会〜run in our ebichu family〜』を幕張メッセイベントホールで開催した。
エビ中の『大学芸会』は毎年年末の恒例ライブで、新メンバーの桜井えま、仲村悠菜にとっては初参加であり、グループにとって10人体制での新しいスタートとなるライブとなる。
そんな新体制を一目見ようと押し寄せたファミリーで会場は埋め尽くされていた。
会場が暗転するとレーザーライトが、飛び交うなか、スクリーンに出席番号が映し出され、その番号のメンバーが順番にステージに登場し、新メンバーの番号が映し出されると、桜井えまと仲村悠菜の歌い出しから「未確認中学生X」を披露。リアル中学生とは思えない迫力ある歌声は会場を圧倒した。
そのままエビ中のメジャーデビュー曲「仮契約のシンデレラ」へ。冒頭のセリフは新メンバーふたりが担当し、“シンデレラ”らしい初々しさを表現。
そして、TikTokでバズり中の「まだX2売れたいエモーション!」を披露。トロッコに乗り込みファミリーにアピール。そのままエビ中人気曲の「ハイタテキ!」で序盤から会場は大盛り上がりを見せた。
星名美怜の掛け声で恒例の自己紹介へ。新メンバーの桜井えまが「初ライブで緊張していますが、ファミリーの皆さんが暖かく見守ってくれて、サイリウムとか振ってくれて…」とファミリーへ感極まって涙が溢れるが、真山りかと小林歌穂が優しく緊張をほぐしてあげると、「頑張りますのでよろしくお願いします!」と笑顔で語った。
仲村悠菜は「すごくプレッシャーを感じて緊張していますが、頑張ります! よろしくお願いします!」と微笑みながら意気込みを語った。
安本彩花の「私たちは、嘘のないパフォーマンスをこれからもぶつけていきます!」の合図で、キャッチーなダンスを踊る名曲「ハッピーエンドとそれから」を10人の個性溢れるヴォーカルで歌いあげると、そのまま「新未来センセーション」、「イヤフォン・ライオット」、「Bang Bang Beat」と今年リリースした曲を立て続けに披露。
そして「ハッピーエンドとそれから」、「新未来センセーション」、「イヤフォン・ライオット」、「Bang Bang Beat」と今年リリースした曲を立て続けに披露。
その後はメンバーがユニットに分かれてのパフォーマンスへ。まずは、真山りかが「青い青い星の名前」を美しい声で元気いっぱいと歌いあげると、桜木心菜、小久保柚乃、風見和香のトリオが「禁断のカルマ」を会場にクリスマスカラーのサイリウムが揺らぐ中、キレキレのダンスで披露。
続いて、星名美怜が「きゅるん」をワゴンに乗り込んでパフォーマンスすると、小林歌穂、中山莉子のカホリココンビが「友情ラブレター」を披露。スクリーンに写しだされるふたりの仲睦まじい写真に会場は和やかムードになると、ステージに安本彩花が登場し、「ちがうの」を披露。繊細で透明感のある圧倒的な歌声に、ファミリーを釘付けにした。
最後は、新メンバーコンビの「スーパーヒーロー」。シルクとスパンコールがポイントの白や紫、ピンク、青を彩った可愛いらしい衣装で登場すると、初ライブと思えない力強い歌声で魅せる。ステージ上にと続々とメンバーが登場し、全員で歌いあげた。
ユニットコーナーが終わると、いよいよライブも後半へ。
VTRでバンドメンバーを呼び込むと、ここからは生バンドをバックにパフォーマンス。「CHAN-CHARA-CHAN」、「制服″報連相″ファンク」でボルテージをあげると、バンドメンバー紹介を挟み、「HOTUP!!!」を熱唱。ステージに炎が噴出するなか会場は再び盛り上がりを見せた。
さらに熱気をファミリーに届けるかのように、トロッコに乗り込み「ラブリースマイリーベイビー」を弾けるような笑顔でパフォーマンスすると「BUZZER BEATER」をエネルギッシュに披露し、会場を沸かせた。
そのまま「曇天」、「星の数え方」、「ジャンプ」と名曲を続けて披露し、一転して感動的な空間を作り上げた。
MCに入り、真山りかが「新体制初のライブにこんなにたくさんの人に応援していただいて本当にうれしいです。ありがとうございます。目標をかかげたり、かかげなかったりした曖昧なときもありましたが、ステージでは嘘がない本物のパフォーマンスを魅せる。それが私立恵比寿中学です。だからこそ、皆さんと目指したい場所があります。」と深く息を吸い込み、「もう一度埼玉スーパーアリーナでパフォーマンスできるように邁進して行きたいと思います。優しく、ときには厳しく、そして愛を持って応援よろしくお願いします」と目標を語ると会場は盛大な拍手で答えた。
そしてラストナンバーとなる「君のままで」を爽快に歌いあげ、ステージを後にした。アンコールに応え再びステージに登場すると「ボイジャー」、「シンガロン・シンガソン」、「永遠に中学生」を可愛いらしく披露した。
最後の曲を歌い終わると真山りかが「皆さん本当にありがとうございます。今日こんないいライブが出来たのは、ここまで応援してくれた皆さんと、そして、今日が初ライブのふたりのおかけだと思います。改めてふたりに感想を聞いてみたいと思います。どうだったかな?」と語りかけると、桜井えまが、「長年続いているグループに入れて、すごくプレッシャーがありましたし、ひなたちゃんの歌パートを受け継がせてもらうことが多くて、すごくプレッシャーでしたが、自分らしいパフォーマンスができて本当に良かったです。ファミリーの皆さんがペンライトを振ってくれたり、応援してくれて嬉しかったし楽しかったです」と涙ぐみながら語った。
仲村悠菜は「エビ中に入って2ヵ月間練習したり、先輩のライブを見させてもらい、すごいなと思うと同時にプレッシャーを感じたりしていたけど、こうやってステージに立って見える景色がすごく綺麗で、やっぱり歌って踊ることが好きなんだなと感じたので、これからももっと頑張ろうと思いました」と意気込みを語り、新体制ライブを大成功に締めくくった。
現役中学生のふたりが増えて、またさらに魅力的になった私立恵比寿中学から目が離せない。
【セットリスト】
OPV
M1.未確認中学生X
M2.仮契約のシンデレラ
M3.売れたいエモーション!
M4.ハイタテキ!
M5.ハッピーエンドとそれから
M6.新未来センセーション
M7.イヤフォン・ライオット
M8.Bang Bang Beat
M9.青い青い星の名前
M10. 禁断のカルマ
M11. きゅるん
M12. 友情ラブレター
M13.ちがうの
M14.スーパーヒーロー
M15.CHAN-CHARA-CHAN
M16.制服″報連相″ファンク
M17.HOT UP!!!
M18.ラブリースマイリーベイビー
M19.BUZZER BEATER
M20.曇天
M21.星の数え方
M22.ジャンプ
M23.君のままで
[アンコール]
En1.ボイジャー
En2.シンガロン・シンガソン
En3.永遠に中学生
PHOTO BY 中島たくみ
リリース情報
2022.12.07 ON SALE
DIGITAL SINGLE「ボイジャー」
2022.12.14 ON SALE
Blu-ray『エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 山中湖 2022』
2022.12.14 ON SALE
DIGITAL ALBUM『私立恵比寿中学 大学芸会2021~Reboot~』
私立恵比寿中学 OFFICIAL SITE
http://www.shiritsuebichu.jp/