■12月11日に配信されたピアノソロコンサート『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』のスタジオで撮影
タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」意見広告シリーズ最新版に、71歳の誕生日である2023年1月17日にニューアルバム『12』をリリースする坂本龍一が登場。
このポスターは新年営業開始日より、タワーレコードおよびTOWERmini全店で順次掲示される。
アルバム『12』は、2021年のがん手術後、坂本が闘病を続けながら日記を書くように制作された楽曲の中から12曲をセレクト。各楽曲のタイトルは制作日となっている。オリジナルアルバムをリリースするのは、2017年発表の『async』以来およそ6年ぶりとなる。
今回ポスターに使用した写真は、12月11日に配信されたピアノソロコンサート『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』のスタジオで撮影されたもの。コメントはオリジナルアルバム『12』のメッセージより引用されている。
この『12』リリース、NO MUSIC, NO LIFE.ポスター出演を記念し、アルバム購入者に「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターが抽選で10名にプレゼントされる。
■坂本龍一オリジナルアルバム『12』メッセージより引用
2021年3月初旬、大きな手術をして長い入院の末、新しい仮住まいの家に「帰って」きた。
少し体が回復してきた3月末のこと、ふとシンセサイザーに手を触れてみた。
何を作ろうなどという意識はなく、ただ「音」を浴びたかった。
それによって体と心のダメージが少し癒される気がしたのだ。
それまでは音を出すどころか音楽を聴く体力もなかったが、
その日以降、折々に、何とはなしにシンセサイザーやピアノの鍵盤に触れ、
日記を書くようにスケッチを録音していった。
そこから気に入った12スケッチを選びアルバムとしてみた。何も施さず、あえて生のまま提示してみる。
今後も体力が尽きるまで、このような「日記」を続けていくだろう。
リリース情報
2023.01.17 ON SALE
ALBUM『12』
「NO MUSIC, NO LIFE.」サイト
https://tower.jp/nomusicnolife
特設サイト
https://shop.mu-mo.net/st/special/ryuichisakamoto_12
commmons WEB
https://commmons.com/index.html