■「失敗しても、悔しさを乗り越えた先に楽しさが見えてくる」(ハマ・オカモト)
OKAMOTO’Sのハマ・オカモトと、シンガーソングライターのReiが11月18日に福井県の坂井市立 丸岡南中学校で行われた『Fender 75th Anniversary Charity Project ~WE Love Music~ フェンダー・チャリティ・スクール・イベント』に出席。全校生徒300名に音楽の特別レッスンを行った。
イベントでは、まず贈呈式が行われ、フェンダーミュージック マーケティングディレクター アジア・新垣律子氏が、フェンダーの代名詞でもある“ストラトキャスター”“ジャズベース”などのギターとベース合わせて10台と、アンプやアクセサリーなど150万円相当の演奏機材と助成金を同校に寄贈。
生徒代表として寄贈されたストラトキャスターを手にした葛西さんは、「エレキギターを持つのは初めてで想像していたより重いという印象。弾きこなすのは難しいかもしれないが、ヒゲダンの曲が弾けるようになれれば」と笑顔で語った。
また、音楽担当の甲斐仁望教諭は「コロナ禍のさなかに着任し、声を出さない学習指導を模索し音楽室で眠る27台のアコースティックギターに目が留まった。大半の学校でリコーダー演奏が取り入れられるなか、当校の取り組みは福井県内でも異例では」と本プロジェクトへの意気込みを話した。
贈呈式後には、ハマ・オカモトとReiがゲストで登場。体育館に集まった全校生徒300人に向け、音楽のスペシャルレッスンを実施した。
中学時代にベースを始めたというハマは「楽器を弾けるようになったことが自分の長所の発見につながった。丸岡南中が選出されたのは生徒にとっていいきっかけで、興味があれば、まずは触れてみることから始めては」と生徒たちに語り掛けた。
また、ベースと出会えたことについては、「いまだに天職かはわからないけど、やりたいことを見つけられたことは幸せ」とコメントした。
4歳でギターを始めたというReiは、帰国生だった過去をことを振り返り「私にとって音楽は、日本語、英語に次ぐ第3の言語。しかも音楽は、人種、言語、年齢などの境を超える。才能は育てて手に入れるもので、最初から『音楽の才能がないから』とあきらめることなくチャレンジして」と呼びかけた。
レッスンの後半は、学校の代表バンドの演奏にふたりがアドバイスする「バンドクリニック」。
バンド演奏には2組が臨み、練習期間1ヵ月で舞台に立ったことにふたりからは驚きと感心の声も。
ハマは「度胸がある」と拍手を送り、「失敗しても、悔しさを乗り越えた先に楽しさが見えてくる」と語った。
両バンドでギターやドラムを担当した中瀬心那さんは「プロの前での演奏は緊張もしたけど楽しい時間だった。丸岡南中が選ばれたことも私がメンバーになれたことも奇跡で、心の宝物にしたい」と目を輝かせていた。
さらには、ハマ・オカモト、Reiによるスペシャルセッションも。間近で見るプロの演奏に、生徒たちからは大きな拍手が沸き起こった。
リリース情報
2023年1月発売予定
OKAMOTO’S
EP『(タイトル未定)』
2022.09.21 ON SALE
Rei
ALBUM『QUILT -the Complete Edition-』
OKAMOTO’S OFFICIAL SITE
https://www.okamotos.net/
Rei OFFICIAL SITE
https://guitarei.com/