■役所広司、菅田将暉、森七菜らが演じる宮沢家の家族、それぞれの表情が印象的なティザーポスタービジュアル
役所広司、菅田将暉、森七菜が出演する映画『銀河鉄道の父』の追加キャストと、ティザーポスタービジュアルが公開された。
『銀河鉄道の父』の原作は、門井慶喜が大量の宮沢賢治資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集めて究極の家族愛を描いた、第158回 直木賞受賞の同名小説。映画化にあたって、主演に役所広司、共演に菅田将暉、森七菜といった名優たちが集い、監督は『八日目の蟬』『いのちの停車場』などのヒット作品を生み出してきた成島出が務める。
このたび発表された追加キャストは、政次郎の妻で、賢治の母・イチに坂井真紀。政次郎の父・喜助に田中泯。賢治の弟・清六に、豊田裕大。
そして追加キャストの顔ぶれも見られるティザーポスタービジュアルも解禁された。満面の笑みの政次郎を中心に、純朴で健気な表情の賢治、爽やかな笑顔のトシ、穏やかなほほ笑みのイチ、厳格な表情の喜助、真面目な清六と、宮沢家の面々の顔写真が立ち並ぶ印象的なビジュアルとなっている。
■坂井真紀 コメント
イチは、「人というものは、人のために何かしてあげるために生まれてきたのです」と、子供たちに言葉をかけていたそうです。母というものはどの時代でも、子供を思う気持ち、家族を思う気持ちは、変わらないものです。イチの心を通して見つめた宮沢家は、暖かくて色鮮やかで愛おしくて、「なるほどな」と頷きながら、宮沢賢治の数々の作品を思い出しました。そして、成島組、役所広司さんとの時間は、私の一生の宝物になりました。■田中 泯 コメント
銀河の星々はすべて主役だと思うが、賢治の祖父であり政次郎の父でもあった男、喜助の死に到る迄の振る舞いに心込めて没入したのでした。はかり知れない人の一生を映画の画面では数度の登場で皆様に感じ取って頂く、何とも不遜で無謀な存在でしょう。撮影されていない祖父喜助のカラダの余白に思い巡らすことが僕の楽しみではありました。楽しかったぁ〜。ありがとうありがとう!■豊田裕大 コメント
宮沢賢治の弟・清六を演じました。
自分の意志を貫き自由に生きる兄に魅了され翻弄されながらも、愛し支えていく宮沢家の一員になれれば、とそんな想いで現場にいました。
また実際に作品に参加してみて、今も昔も家族の本質的な姿は変わらないと実感しました。
それと同時に愛おしく温かい奇跡の連続で、自分は生きているのだと改めて再確認できました。
多くの方にこの映画が届くことを祈っています。
映画情報
『銀河鉄道の父』
2023年 GW 全国公開
出演:役所広司、菅田将暉、森七菜
監督:成島出
原作:門井慶喜『銀河鉄道の父』(講談社文庫)
製作:木下グループ
制作:キノフィルムズ/ツインズジャパン
配給:キノフィルムズ
(C)2022「銀河鉄道の父」製作委員会