ウルフルズ、デビュー30周年を祝う全国ツアーがスタート！ニューアルバムから新曲を初披露

■「“今”の俺たちが今いちばん好きです」（ウルフルズ・トータス松本）

1992年5月13日にシングル「やぶれかぶれ」でデビューし、2022年でメジャーデビュー30周年を迎えたウルフルズが、14都市を巡る全国ホールツアー『ウルフルズ 30周年ツアー 2022-2023 ～楽しいお仕事演奏会～』を埼玉・三郷市文化会館大ホールからスタートさせた。

30周年を祝うホールツアーの初日である11月9日が奇しくもニューアルバム『楽しいお仕事愛好会』のリリース日と重なり、アルバムもオリコンデイリーアルバムランキング6位（11月8日付）と好発進。

そんなお祝いムード満載のなか、アルバム『楽しいお仕事愛好会』を引っさげた今回のツアーは、ライブ序盤から新曲初披露の連続。アルバムのオープニングナンバーでもある軽快なロックナンバー「ツーベーコーベー」、『眼鏡市場』TVCMとしても耳なじみのある軽快なポップチューン「アイズ」も初披露し、会場のボルテージは開幕からトップギアへと上がっていった。

途中、MCでは「デビュー30周年を締めくくるかのようなニューアルバム『楽しいお仕事愛好会』がリリースされました。いままでたくさんアルバムを作ってきたが、“今”の俺たちが今いちばん好きです」と30周年を振り返りつつ、等身大のミュージシャンとしてしみじみと語るトータス松本（Vo、Gu）の姿に会場からは大きな拍手が生まれた。

前半はニューアルバム『楽しいお仕事愛好会』収録の最新曲を中心に披露。つねに現在進行形の音楽を楽しんでほしいというウルフルズの強い思いが伝わるセットリストを、オーディエンスがしっかりと受け止めていた。

後半になるにつれて、セットリストの中で新旧の楽曲が自然に混ざり合い、オーディエンスは約2時間に及ぶライブを堪能した。

デビュー30周年を迎えても、なお最前線で躍動するウルフルズを堪能できるライブ。ツアーは1月13日の東京公演まで続く。

PHOTO BY Takeshi Yao