「神山羊さんの声質がエモーショナルで「色香水」の世界観にすごくマッチしているし、素晴らしい化学反応だなと思いました」(緑黄色社会・小林壱誓)
緑黄色社会の小林壱誓(Gu)が、レコメンドしたい音楽を紹介する『誰だってNeed music』。第33回となる11月13日放送で紹介した楽曲は、神山羊「色香水」。
「シンガーソングライターでありトラックメイカー、元ボカロPの神山羊さんですが。昨年リリースの2ndシングル「色香水」は、テレビアニメ『ホリミヤ』のOPテーマだったということで」と、楽曲紹介した小林。「実はこのアニメ、僕も全部見てます! 『ホリミヤ』大好きでした」とアニメのファンであることを告白すると、「『ホリミヤ』って、日常を切り取ったもどかしい恋愛アニメなんです。実際に見ていただいた方がいいと思うんで、あえて内容には触れませんが、僕が思うこのアニメの最大の魅力というのは“間”なんです」と、『ホリミヤ』の魅力を熱っぽく語る。
楽曲に関しては、「そんな『ホリミヤ』のOPテーマの「色香水」。タイトルに“色”とあるんですけど、僕は遠い記憶を回顧するようなセピアも感じていて。サウンドもなんだか懐かしい香りがしますよね」と全体の印象について語り、「イントロのシンセとか、とてもシンプルなリフなんだけど、聴いたことがなくて。80年代が香るような哀愁がありますよね。音選びなんですかね? あとはメロディラインと言葉選びですね。“ビードロの靴”とか、ビードロってガラスの古い言い方らしいんですけど。こういう言葉選びも、世界観をとても分かりやすくしてくれていると思います」と、歌詞やサウンドからその理由を分析。
さらに、「あと、初めてこの曲を聞いたとき、サビの拍子が取れなくなるっていう現象が起きたんですけどどうですか?」と、初めて聴いた時に起きた不思議現象を語り、「僕、なんか不思議と裏で入っちゃったんですよ。<きっと消えない>が、<ぅきっと消えない>って、“ぅ”が入っちゃったんすよ」と詳しく説明。「これ共感する人が少ない気がするんで、これぐらいでやめといた方がいい気もしつつ。もし共感する人がいたら、この拍子がどういう原理なのか誰か教えてください。決して皆さんを惑わせようとはしてないんですけどね…。歌はじまりだから、迷ったってのもあるかもしれないんですけど」と、共感してくれる人に救いを求めた。
また、「神山羊さんの歌声が、やっぱ素敵だなと思うんですよね」と、その歌声を称賛。「元々の声がエモーショナルで、そこまで歌の表現を大胆にしなくても十分にグッとくる。「色香水」もそんなに抑揚を大きくつけたりしてないと思うんですよ。けど、元の声質がエモーショナルなんで、この曲の世界観にすごくマッチしているし、素晴らしい化学反応だなと思いました」とこの曲における歌の魅力を詳しく解説した。
『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。毎回1曲ずつ、小林壱誓が自らセレクトしたおすすめ楽曲を紹介。熱量の高いレコメンドで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかった小林の言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』プレイリスト
『誰だってNeed music』概要
11月13日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。
緑黄色社会 OFFICIAL SITE
https://www.ryokushaka.com/
神山羊 OFFICIAL SITE
https://yohkamiyama.com/