■「(監督ふたりと)モニター越しに同じ作品に向かって意見を交換して良いものを作ろうと歩んできた友のような感覚を持っていた」(ビッケブランカ)
ビッケブランカの「Changes」が全世界共通エンディング曲となっている、全仏大熱狂のロードムービー『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』。10月28日に全国公開を控えるなか、ビッケブランカとセドリック・ル・ギャロ監督、マキシム・ゴヴァール監督の3名のインタビュー映像が公開された。
ビッケブランカは、監督とオンラインで密なコミュニケーションを重ね、「Changes」を制作。
インタビューでは、マキシム・ゴヴァール監督が「今まで編集室や上映のときにビッケブランカさんの声を聞いたり、どのような方なのかはわかっていましたが常に長距離での関係性だったので、こうして会えて本当に嬉しい」と話し、セドリック・ル・ギャロ監督は「インタビューの前に少し話したんですが、ご自身の出身地で開催したライヴで『Changes』を歌うときに泣いてしまったというエピソードを聞いて心に響いた」と、ふたりともようやく会えたことに感動を隠さない。
ビッケブランカは「モニター越しに同じ作品に向かって意見を交換して良いものを作ろうと歩んできた友のような感覚を持っていた」と話し、物理的な距離を感じさせない関係性を築き上げた様子だ。
制作にあたり監督ふたりからのリクエストは、「映画の内容や、エモーションや伝えたいメッセージについて一緒に話し、作詞・作曲をしてもらいました。詞の翻訳を読んで美しいと思いました。初稿を送ってもらい、後半部分で多少変更した点もありましたが、意図を的確に理解してくれていたので狙い通り」(マキシム監督)、「本編の最後にデヴィッド・ボウイの『Heroes』がかかります。エンディング曲は静かに始まり、頂点に盛り上がったボウイの曲との違いを出す必要がありました。それを完璧に理解してくれ、徐々に上昇し盛り上げていくことでボウイの曲とのコントラストを付けてくれました。ラストが音楽シーンで難しいチャレンジだったと思いますが、見事に仕上げてくれました」(セドリック監督)。両監督とも、自分たちが曲に求めるものを理解してくれていたことを喜び、「Changes」を絶賛している。
当のビッケブランカは「音楽の後にまた音楽があって終わるというのは珍しいパターンではあるけど、それ以前にふたりがどういうものを作りたいかをいっぱい聞いていたから面白いチャレンジでもあったし、ふたりの気持ちがしっかり伝わったから自然と書くことができた」と様々な楽曲を制作してきたビッケブランカだからこそ結実したのだろうと感じさせるコメントを残した。
自身の曲が流れる完成した映画を観たビッケブランカは「たくさんのキャラクターがいて、華やかであり賑やかでその中に困難があって、その乗り越え方も独特。最後に自分の曲がかかるのはすごく光栄なことに思いました。そのように曲が書けたのは、ふたりの明確なメッセージが感じられたから」と監督ふたりに感謝。
「Changes」への熱い想いと、お互いへのリスペクトを感じさせられるインタビュー映像となっている。
映画情報
『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』
10月28日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国公開
監督・脚本:セドリック・ル・ギャロ、マキシム・ゴヴァール
出演:ニコラ・コブ、ミカエル・アビブル、デイヴィット・バイオット、ロマン・ランクリー、ローランド・メノウ、ジェフリー・クエット、ロマン・プロー、フェリックス・マルティネス、ビラル・エル・アトレビー、ピエール・サミュエル、ブリアナ・ギガンテ他
提供・配給:フラッグ
宣伝:スキップ
(C)2022 LES IMPRODUCTIBLES – KALY PRODUCTIONS – FLAG – MIRAI PICTURES – LE GALLO FILMS
『シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ』作品サイト
https://www.flag-pictures.co.jp/shinyshrimps-movie/#
ビッケブランカ OFFICIAL SITE
https://vickeblanka.com/