■「弟が観たらしいんですけど、“それ”って“それ”なんだ!? 大好きなやつだ!って言ってくれましたね(笑)」(相葉雅紀)
映画『“それ”がいる森』の満員御礼舞台挨拶が10月12日、東京・丸の内ピカデリー1で行われ、キャストの相葉雅紀、松本穂香、上原剣心が登壇した。
まず、主演の相葉が「こうやって公開後に舞台挨拶ができるのは、皆さんがたくさん劇場に足を運んでいただいてるからだと思っています!」と感謝。
公開を迎えてからの周囲からの反響を聞かれると、相葉は「弟が観たらしいんですけど、“それ”って“それ”なんだ!? 大好きなやつだ! って言ってくれましたね(笑)」と、まさかの“それ”の正体に身内も驚いた様子。
松本は「ビビりの母が観たらしいんですけど、所々ぴっくりして跳ねたって言ってました。飲み物とか食べ物を持っている方は注意ですね(笑)」と、これから本編鑑賞を控える観客に呼びかけた。
上原が「学校の友達から結構言われます!『“それ”がいる森』のクリアファイルを買っている人がいたりして、“え!? それ買ってくれるの!?” って思いました」と話すと、相葉は「剣心、今日はいろいろな大人も見てるから“それ買ってくれるの!?”はやめようね(笑)」とすかさずフォローし、会場からは笑いが起こった。
本作は福島県の「千貫森」という実在の森がモデルになっていることにちなみ、千貫森クイズを実施。スクリーンに表示された4つの森から千貫森を当てるという難易度の高いクイズだったが、見事上原が正解。
上原は相葉に「すごいじゃん!」と褒められ、会場からは拍手が送られると照れるように笑みを浮かべていた。
本編では“それ”に遭遇したキャスト一同だが、現実に“それ”は本当にいるのかという話題に。
相葉は「会いたくはないけどいてほしい派ですね!(笑)大好きです!」と“それ”愛を告白。松本も「私も関わりたくないけど好きで、いてほしいです」と、相葉に同意した。
上原は「僕はいてほしいし、見てみたいし、関わってみたいです」と、意外にも“それ”との交流を希望。「“それ”に会ってなにしてみたいの?」と相葉に聞かれた上原は、「背比べしてみたいです!」とまさかの回答。相葉も思わず「かわいいいなあ~」と言葉を漏らしていた。
ここで映画鑑賞者限定の特設サイトで公開されている“それ”に遭遇しやすい人のチェックリストをキャスト一同も試してみることに。
“ある時間だけ記憶が欠落していたことがある”にチェックをつけた相葉は「うちの親父が夜寝ていて気がついたら小学校の前にいたっていうのを昔言っていて、僕も二十歳くらいのときに同じことが起きたんです。寝ていて気づいたら近所のラーメン屋の前に裸足で立っていて…」と驚きのエピソードを披露。これには松本も驚きのリアクションだった。
相葉同様、“ある時間だけ記憶が欠落していたことがある”にチェックをつけていた松本は「相葉さんみたいなエピソードはなくて、ただ忘れっぽいだけなんです(笑)そんなことあったけ、とか初めましてかと思ったら会ったことがあったとか…(笑)」と話した。
“自分だけ周囲から浮いていると感じている”にチェックをつけた上原は、相葉に「えー!? なんで!? どういうときそう思うの?」と聞かれ、「ギャグとかモノマネをしても誰も笑ってくれないとか…」と話した。
すると相葉はニヤっと笑みを浮かべながら「お! モノマネできるの? ちょっと見せてよ」と、まさかのムチャブリ。上原は恥ずかしがりながらもアニメキャラクターのモノマネを披露すると、会場からは温かい大きな拍手が。
相葉は「ほら、全然浮いてないでしょ? そのとき周りが冷たかっただけだったんだよ!」とフォローした。
最後に相葉が「本当に楽しく観られるアクティブホラーですので、ぜひこの大きなスクリーンで“発散”してください!」と本作をアピール。
イベント終了間際に行われたマスコミ向けのフォトセッションでは、キャスト一同が“それ”と書かれたパネルを持つ観客をバックに撮影を実施。大盛況のままイベントは幕を閉じた。
映画情報
『“それ”がいる森』
大ヒット全国公開中
出演:相葉雅紀 松本穂香 上原剣心 江口のりこ 眞島秀和 宇野祥平 松浦祐也 酒向芳 野間口徹 / 小日向文世
監督:中田秀夫
脚本:ブラジリィー・アン・山田 大石哲也
(C)2022「“それ”がいる森」製作委員会
映画『“それ”がいる森』作品サイト
https://movies.shochiku.co.jp/soregairumori/