「大人数のアイドルの名曲って、合唱曲としての完成度とイコールだと思うんです。この曲は振り切った合唱感があって、本当に素晴らしい」(緑黄色社会・小林壱誓)
緑黄色社会の小林壱誓(Gu)が、レコメンドしたい音楽を紹介する『誰だってNeed music』。第30回となる10月23日放送で紹介した楽曲は、乃木坂46の「サヨナラの意味」 。
「この曲は2016年にリリースされた、乃木坂46の16作目のシングルということで。卒業前の橋本奈々未さんがセンターを務めていましたね。作詞はもちろん、秋元康さん。作曲は乃木坂46の代表曲を数多く手がけてきた、杉山勝彦さんということで。まず、イントロのピアノですよね。音像の面積ってのがすごい広くて、そこで一気にグッと心を持っていかれます」と、この曲の印象的なイントロについて触れながら、まずは曲紹介。
「大人数のアイドルの名曲って、合唱曲としての完成度とイコールだと思うんですけど。そのパーセンテージというか、ゲージってのがビヨ~ンって振り切ってて。わかりやすく言うと、小中学生が体育館のステージで歌ってる画が容易にイメージ出来るんですよね。それが本当に素晴らしいなと思いました」と持論も混じえた感想を語り、「それで言うと、Bメロから男性コーラスが登場するんですよ。乃木坂46の曲というか、坂道グループの曲って、たまに男性コーラスが入ってくるじゃないですか。あれってまず、「だれ~ッ!?」ってなるし、アイドル曲に男性コーラスを入れるって発想に最初は驚いたんですけど。それと同時にちょっとした違和感が面白いなと思ったし、それも含めて合唱感というのが出てて、素敵だなと思いました」と、この曲の面白さを詳しく説明した。
「あと、この大人数の声のミックス作業について。レコーディングして、それをまとめ上げる作業って、どうやって進行してるのかな? ってすごい気になるんですよね。『ここは誰々の声を前に出して』とか、すごい大変な作業だと思うんですよ。これ、みなさんも気になりませんか? 誰か知ってる方いたら教えてください!」と、アイドル楽曲のミックスへの興味を示す。
続けて、「それと曲って、雑に大きく分けると明るく聴こえるメジャーキーと、暗く聴こえるマイナーキーに分かれてるんですけど。この曲は聴いてわかるように、基本的にメジャーキーなんですよ。だけど、なんか感動する部分があるというか。明るい曲調で感動する曲って僕、脳みそがすごい活性化しそうで大好きなんです」と話し、「この曲も明るいけど涙が出ちゃうみたいな曲で、たぶん歌詞の力がすごい大きいと思うんですけど。僕もこういう曲書きたいなと、合唱曲書きたいなと思いました!」と、この曲に掻き立てられた制作意欲を語った。
『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。毎回1曲ずつ、小林壱誓が自らセレクトしたおすすめ楽曲を紹介。熱量の高いレコメンドで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかった小林の言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』概要
10月23日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。
『誰だってNeed music』プレイリスト
リリース情報
2022.11.09 ON SALE
緑黄色社会
SINGLE「ミチヲユケ」
緑黄色社会 OFFICIAL SITE
https://www.ryokushaka.com/
乃木坂46 OFFICIAL SITE
https://www.nogizaka46.com