■「デザイン制作時は、“自分自身の作品”という想いが強かったのですが、子どもたちが色塗りをしてくれたことで自分の手元から飛び立って、“子どもたちの作品”になったなと肌で感じました」(EXILE TAKAHIRO)
10月9日、『Choo Choo 西九州 TRAIN』の出発式が開催され、江北町長の山田恭輔、九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長執行役員の古宮洋二、そして列車のデザインを担当したEXILE TAKAHIROが出席した。
JR九州は、2022年9月23日の西九州新幹線の開業にあわせて、九州を盛り上げるべく、佐賀・長崎両県を走行する在来線キハ47形車両(1編成2両)を、佐世保観光名誉大使も務めるTAKAHIROがデザインする『Choo Choo 西九州 TRAIN』プロジェクトを発足。
列車のデザインには、「地元の方々に愛され、そして、全国各地からこの列車を目当てに沿線にお越しいただけるように」というTAKAHIROの願いが込められており、江北駅~諫早駅間を走る在来線ということで、地元・九州の方の笑顔と幸せを願い、長崎県・佐賀県が誇る名品や伝統、文化が散りばめられている。
9月12日・13日に実施された、TAKAHIROがサプライズで登場したペイントイベントでは、沿線の小学生とTAKAHIROの母校の小学生が、列車の装飾の一部の色塗りを手塗りで行った。
そしてこのたび、試運転列車としての運行に伴い、『Choo Choo 西九州 TRAIN』の出発式が実施され、完成した列車がお披露目された。出発式では、あいにくの雨模様となったが、色鮮やかな本列車が町を明るく彩っていた。
TAKAHIROと江北駅長・岩吉孝耶の「出発」の合図によって出発した列車には、装飾イベントに参加した小学生が招待され、本列車に乗車した。本列車は、10月10日から運行開始となる。
■EXILE TAKAHIRO 式典時コメント
今回、愛する地元 長崎県と母の故郷でもある佐賀県、この両県を走る在来線を”想い”を持ってデザインさせていただきました。長崎と佐賀の名産であったり、お祭りであったり、僕の幼少期からの思い出だったりをデザインにしたのですが、僕も描いている時から地元を懐かしむ思いや、色々な思い出が蘇ってきて、すごくワクワクしながら描かせていただきました。
また、僕が幼少期から過ごしてきたこの町で、自分がデザインした電車が走るなんて本当に夢にも思っていなかったのですが、自分の夢、子どもたちの夢を乗せてこの町を彩ってくれることを嬉しく思います。
デザイン制作時は、“自分自身の作品”という想いが強かったのですが、子どもたちが色塗りをしてくれたことで自分の手元から飛び立って、“子どもたちの作品”になったなと肌で感じました。微力ではございますが、地元 長崎・佐賀を盛り上げていけるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
EXILE TAKAHIRO OFFICIAL SITE
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