■「いいボーカル、いい歌、いい歌詞があったら、余分なものはいらない。それをすごく感じる曲」(緑黄色社会・小林壱誓)
緑黄色社会の小林壱誓(Gu)が、レコメンドしたい音楽を紹介する『誰だってNeed music』。第28回となる10月9日放送で紹介した楽曲は、Uruの「プロローグ」。
「この曲は2018年にリリースした、Uruさんの7枚目となるシングルなんですけど。ドラマ『中学聖日記』の主題歌でしたね。この曲に編曲として関わっている、トオミヨウさんという方、実は僕たち緑黄色社会も何度も編曲していただいてまして。『inori』とか『時のいたずら』とか、すごくお世話になってます」と曲紹介し、編曲を務めたトオミヨウとの関係について明かした小林。
「そのトオミさんがこの曲に関するインタビューで、『Uruさんに対して良い歌があれば、他に余計なものはいらないといつも感じさせられる』とおっしゃっていて。それは僕も本当にそう思うんですよね。いいボーカル、いい歌、いい歌詞があったら、余分なものはいらなくて、弾き語り状態でもいい曲じゃん! みたいな。それをすごく感じる曲です」と楽曲の印象を語る。
さらに「Uruさんの曲って『プロローグ』以前は、ピアノだったり、ストリングスメインの構成が結構多かったみたいなんですよね。確かに透明感のある繊細な歌声に対して、アレンジって作業に取りかかるにあたって、出来るだけ素で聞かせたいと思うじゃないですか? 余分なものを排除していきたいというか、歌をそのまま届けたいって発想になると思うんですけど。それが、この『プロローグ』って曲では、Uruさんからトオミさんに『エレキギターをアレンジに入れてほしい』と具体的なリクエストがあったみたいで。それがとても曲のエモーショナルな部分を引き出していて、良い効果を生んでいるように思いました」と自身の考えやエピソードを混じえながら楽曲について深く語り、「イントロのトレモロとか……ギターのワンワンワンって揺れてるのが、トレモロっていうんですけど。その揺れ感も絶妙で最高ですね!」と、具体的な聴きどころを挙げる。
また、「Uruさんの作る曲って、問答無用でグッドメロディなんですよね。『プロローグ』って多分、カラオケで誰が歌ってもめちゃめちゃいい歌に聴こえると思うし。これすごく大事で、僕も目指しているところなので、すごいなと思いました」とUruへのリスペクトを語ると、「浸透圧がすごいんですよね。トオミさんの言うように、余計なものが本当にいらないなと思います。いい声、いいメロディー、それだけでいいのに、サビの冒頭で、<あなたを探してる 隠した瞳の奥で>なんてこと言っちゃってるんですから。もう、悶絶ですよね!」と絶賛。「一度、僕もライブで堪能したい歌声だなと思っています。みなさんもぜひ、Uruさんのライブ一緒に行きましょう!」とリスナーに呼びかけた。
『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。毎回1曲ずつ、小林壱誓が自らセレクトしたおすすめ楽曲を紹介。熱量の高いレコメンドで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかった小林の言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』プレイリスト
『誰だってNeed music』概要
10月9日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。
リリース情報
2022.11.09 ON SALE
緑黄色社会
SINGLE「ミチヲユケ」
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Uru OFFICIAL SITE
https://uru-official.com/