■「“BEASTARS”の世界の中に自分たちがちょっとでも関わることができて、ものすごく光栄」(ダミアーノ)
板垣巴留の人気コミック作品『BEASTARS』と、イタリアのロックバンド、マネスキンがジョイント。両者によるコラボレーションイラストが公開された。
日本文化にも関心の深いマネスキンのメンバー。なかでもボカルのダミアーノ・デイヴィットは日本のアニメの大ファンとして知られており、パンデミック以降は1年中アニメばかり見続ける時期もあったという。
そんな彼のファイバリット作品のひとつは、擬人化された動物たちが複雑なサスペンスと人間ドラマを繰り広げる異色の物語で、世界的にヒットした『BEASTARS』。
このたび、マネスキンの初来日を記念して原作者の漫画家・板垣巴留先生がマネスキンのメンバーをイラスト化する夢のコラボが実現した。
8月18日に東京・豊洲PITで行われたマネスキンの単独公演の楽屋で、メンバーと板垣先生は初対面を果たし、先生がラフ画を持参。ラフ画の段階でも完成度が非常に高く、メンバーも喜びと驚きを隠さなかった。
その後、終始和やかな空気のなかミーティングが進行し、両者は完成形についてディスカッション。完成したのが今回公開されたイラストとなる。なおミーティングの様子はYouTubeで公開されている。
両者によるコラボレーションは、今後もまた違った形で見られるかもしれないとのこと。この先の動きにも注目だ。
■ダミアーノ(マネスキン) コメント
“BEASTARS”の世界の中に自分たちがちょっとでも関わることができて、ものすごく光栄な出来事だと思っています。BEASTARSは僕がもっとも大好きな作品のひとつです。キャラクターは動物なんだけども、人間以上に人間くさく描かれていて、そのキャラクターたちが織り成す世界観―この世界観を思いついた発想/アイデアというのが本当にすごいと思うし、見ていると彼らが動物として描かれていることを忘れてしまうくらい、すごく人として共感することがたくさんあります。今まで見てきた作品の中で、多分一番深い意味が込められている物語だと思います。■板垣巴留先生 コメント
お会いした時の4人は、とても背が高くて、優しくて、輝いていて、スターに会うっていう、作家として凄い貴重な体験をさせて頂きました。ステージに立つマネスキンさんと、机に向かう私は全然違う形でけど、こうしてコラボをすることで、同じ場にいれたということを、凄く光栄に思います。」と語り、また完成したイラストについては「ヒト科も動物もカリスマ性は目に現れるので、そこに魂込めました!マネスキンさんたちの音楽でレゴシの野生が目覚めてしまいそうなので心配です(笑)。
リリース情報
2022.08.03 ON SALE
ALBUM『テアトロ・ディーラ Vol.I(来日記念盤)』
マネスキン OFFICIAL SITE
https://www.sonymusic.co.jp/artist/maneskin/