■福山雅治&柴咲コウ&北村一輝、大阪・道頓堀の船の上で映画『沈黙のパレード』の公開をお祝い!
9年ぶりの再集結が話題となった福山雅治、柴咲コウ、北村一輝の3人の変わらない掛け合いと共に温かな人間ドラマを描き、大ヒット上映中の『ガリレオ』の映画最新作『沈黙のパレード』。
9月21日、本作の公開を祝って、福山雅治、柴咲コウ、北村一輝が、大阪・道頓堀に船に乗って登場するイベントが行われた。
道頓堀・グリコ前に、最大収容人数の3,000人もの観客が待ち構えるなか、3人が登場。たくさんの観客に見守られながら、戒橋前に停泊すると、福山は「会いたかったですよ大阪!」と挨拶。会場からは興奮と熱気が入り混じった拍手の嵐が沸き起こった。
この日のために作られた、製作期間3ヵ月、全長8メートルの巨大バルーンの湯川先生が3人をお出迎え。バルーンを見て福山は、「ちょっと太ってるよね」と笑いながら、「今日初めて対面したけど、ずばり言ってもいいですか。この巨大湯川先生“実に面白い”」と、湯川学お馴染みの台詞を福山自身がリアルに使う『ガリレオ』感溢れるコメント!「今日だけでなく、27日まで設置されてるようなので、ぜひ愛でてやってください」とアピールした。
そして、大阪の印象を聞かれると、「デビュー当時から大阪のファンの方にすごくお世話になっていて、ファンクラブの最初の頃のファンの方の比率は関東よりも関西が多かったんですよ。なので大阪に育てていただいたと言っていいとも思います」と感謝の言葉を述べた。
さらにMCより、KOH⁺オリコン1位おめでとうございますと振られると、福山は「KOH⁺として音楽を発表して15年なんですけど、初めての1位を頂戴することができました。皆さんのおかげです。我々から届けたものがお一人おひとりの心に宿って、そこがこの楽曲の最終的な住所になっていくことが幸せな着地です」と喜びのコメント。
さらに柴咲も「『沈黙のパレード』の全体の終わりに流れる曲なので、物語を反芻するように聴いていただきたいのもあるし、またそれとは別に、それぞれのご自身の人生というものに落とし込んで育てていってほしいというどっちの想いもあります」と語った。
9月14日の発売日にすぐCDを買ったという北村も「本当に映画を観てからこの歌の歌詞じっくり聴いて、また映画観ると無茶苦茶面白いです」と絶賛した。
映画を見どころを聞かれると福山は、「“なみきや”がひとつの舞台で、そこの愛に溢れた日々のなかで、愛ゆえに道を間違えてしまいそうになるけど司法では裁けない、その失われたものを取り戻せないけど自分たちの愛のために何ができるのか、もがき苦しむ人間ドラマ、そしてその複雑で重層的なミステリーですよね。かつ、ずっと物語で流れてる草薙と湯川の友情もすごく重要なテーマになってます。それを見守りながらずっと包み込んでくれるような存在の薫の3人のトライアングルがこの作品を包んでいます。見どころ満載なので、一度のみならず二度三度ぜひご覧になっていただきたいと思います」と話した。
そして、作品へ特別な想いがあるのではないかとの問いには、「東野先生が発明されたこの“ガリレオ”という作品の持つ力もあるんですが、それを続けてこれるのは、お集まりになってくださった、お一人おひとりの方が観たいという気持ちの積み重ねがあってこその15年なので、これは皆さんに育てていただいた作品です。育てていただいた途中だと思ってますので、引き続き応援よろしくお願いします」と熱く語った。
最後は、全長8mの超巨大湯川先生のバルーンと、黄色の「キクノン風船」を持った観客と、本編さながらの豪華なパレードのような演出でフォトセッション。福山から「この映画、実に面白い」という掛け声と共に紙吹雪のキャノン砲が発射され、華々しく乗船イベントは幕を閉じた。
■TOHOシネマズ梅田にて上映前に舞台挨拶
さらに、その後はTOHOシネマズ梅田にて上映前の舞台挨拶を敢行。15年ぶりに再集結したこの3人でのチームでの仕事は、充実の日々だったか? との問いに北村は「すごい楽しかったですし、安心もありますし、信頼関係があるというか。宣伝活動で2ヵ月間ほぼ一緒にいたりするんですけど、だんだん終わりに近づいてきて実はすごく寂しく思ってたりします。ちょっとだけ(笑)」と胸の内をコメント。
柴咲も「久しぶりに集まってもよそよそしさは全然ないですね。そもそも小説の湯川先生と草薙さんが大ファンなんですが、そこにTVドラマシリーズから内海薫が登場してきてトライアングルが出来たんですけど、劇中の3人というのも時を重ねて、今私がいる3人というのがいちばん良くて、薫としてもいろいろ経験を重ねて再登場というのがすごくしっくりきたし、現場でプライベートトークしてる3人というのもいいトライアングルだなと勝手に思っていて、一緒にいる方次第では心を閉じたりすることもあるんですけど、このふたりに関しては全幅の信頼を寄せているし、心が温かい方なのですごくリラックスして撮影に臨めました」と絶大な信頼を置くチームワークについて話した。
そして最後に、福山の「登場人物の1人ひとりが、本当に悲しみや苦しみを背負って物語を紡いでいくのですが、最後に『ヒトツボシ』という曲を書くときに切ない曲だなと自分でも思いながらも、切なさというのはその反対にある愛し愛された記憶や、家族の温かさや、友人との強い絆を知ってるからこそ、それが思い出されて泣けて苦しくなってしまうものだと思います。1人ひとりの、今までの愛し愛された記憶などを、観終わったあとに感じて思い出してもらう作品になってると思います。『ヒトツボシ』も含めて最後までご覧になってください。じっくりじっくりこの映画楽しんでください。本日は、ありがとうございました!」というコメントでイベントは幕を閉じた。
映画情報
『沈黙のパレード』
全国大ヒット公開中
原作:東野圭吾『沈黙のパレード』(文春文庫刊)
脚本:福田靖
監督:西谷弘
音楽:菅野祐悟 福山雅治
出演:福山雅治 柴咲コウ 北村一輝 他
製作:フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社
(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
映画『沈黙のパレード』作品サイト
https://galileo-movie3.jp/
福山雅治 OFFICIAL SITE
http://www.fukuyamamasaharu.com