■「この音楽があなたに喜びをもたらしてくれますように。思いっきり楽しんでくれたらいいな」(ビヨンセ)
ビヨンセの最新アルバム『ルネッサンス』の国内盤が9月14日にリリースされた。
2022年アカデミー賞に初ノミネートされ、グラミー賞の累計28回の受賞により“女性アーティストとして最多受賞”の新記録を樹立した世界的スーパースター=ビヨンセの6年ぶりの最新アルバム『ルネッサンス』(7月29日に輸入盤・配信版で発売)は、全米アルバム・チャート初登場1位含む、世界計13ヵ国で初登場1位を獲得。これにより“7作連続全米初登場1位を獲得した唯一の女性アーティストに認定された。
『ルネッサンス』国内盤には全16曲を収録。紙ジャケット仕様で、28Pブックレット、両面ポスターが封入される。また、【日本限定】には作品解説、楽曲解説、ビヨンセのメッセージ訳、歌詞・対訳付き、【初回仕様限定】特典としてアルバムジャケット写真絵柄マウスパッド・ステッカーが封入される。
また、アルバムに収録される、90年代ハウス・トラックをサンプリングした「ブレイク・マイ・ソウル」は、アルバムと同タイミング(8月8日付)に、彼女のキャリアとしては14年ぶりに全米シングル・チャート1位を獲得。オバマ元米大統領が選ぶ「サマープレイリスト2022」の1曲目に選曲されるなど話題になり、世界的な大ヒットとなっている。
同曲は、マドンナ、ウィル・アイ・アム、ハニー・ディジョン等のリミックスが発売。NYで生まれた、アフリカ系&ラテン系のトランスジェンダーコミュニティ=ボールルームカルチャーから影響を受けた1990年の『VOGUE|ヴォーグ』を引用し、今作『ルネッサンス』で表現してきたLGBTQsコミュニティとの連帯をこの楽曲で改めてアピールした。
全曲ビヨンセがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加し、ジェイ・Z、ザ・ドリーム、ドレイク等おなじみのメンバーに加え、合計100名以上のソングライターがクレジットに記されている『ルネッサンス』。
「act i =第一幕」と表現され、3幕構成のプロジェクトの一つであると言われ、3年以上かけてパンデミックに制作された今作についてビヨンセは、「このアルバムを作ることで、私は夢を見ることができ、世界が恐ろしい時を迎えていた中、逃げ場を見つけることができました。私の意図は、安全で、裁きとは無縁の、完璧主義ではない、考えすぎることのない場所を作ることでした。大声で叫び、解放され、自由を感じる場所のことです。それは、美しい探求の旅でした。この音楽があなたに喜びをもたらしてくれますように。思いっきり楽しんでくれたらいいな。そして、ユニークで強く、セクシーな、そのままのあなたらしさを感じてくれることを願っています」と語っている。
なお、アルバムのオープニング曲を飾る「アイム・ザット・ガール」のオフィシャルティーザー動画も公開中。ビヨンセが様々な美しいビジュアルで登場し、フルMV公開への期待が高まる。”un-American”という意味深ワードが繰り返される歌詞には、本作全体のステートメント的な意味合いも込められているようだ。
リリース情報
2022.09.14 ON SALE
ALBUM『RENAISSANCE|ルネッサンス』国内盤
ビヨンセ OFFICIAL SITE
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