■「俺の青春は横浜高校時代でも羞恥心時代でもねぇ。俺たちの青春は今に決まってるだろう。最高な未来に向かっていこう」(遊助)
遊助の全国ツアー『Are 遊 Ready Go! 2022!!』が、9月9日・10日の中野サンプラザ公演で最終日を迎えた。
全15公演2ヵ月にわたった今回のツアーは、エレキギター、アコースティックギター、ベース、キーボード、ストリングスにコーラス、ダンサーを引き連れた豪華な編成。満員の観客の手拍子のなか、暗転しステージがスタート。
アルバム『Are 遊 Ready ?』のシークレット曲「心時代」をバックに、海賊船の船長を彷彿とさせる衣装の遊助が登場。鳴りやまない拍手のなか、「この船のテーマ」「今夜は無礼講」「百花繚乱」からライブがスタートした。
MC明けには、ファンの間で非常に人気のあるHeartbeatとのデュエットソング「船上の音楽団」、続けて日本ハムファイターズの新庄剛志監督をモデルにした「FIGHTER 遊turing RED RICE, SHOCK EYE」の2曲を披露。DJプレイ中にストリングスチームがステージインし、幻想的なダンスパートを終えると、今度は冒頭とはガラッと雰囲気を変えたタキシード姿で登場。「羽」「いちょう」そしてMCを挟み「透明人間」「オセロ」、その後「俺達には明日があるんだ」を歌唱した。代表曲「ひまわり」では、会場は全体が黄色一色に染まる。続けて「檸檬」を披露すると、再度衣装チェンジのためステージ脇へ。
その後、Heartbeatによるメンバー紹介を経て、遊助がカラフルな衣装で再登場、ダンサーたちと息の合ったダンスパフォーマンスを披露した。
「俺の青春は横浜高校時代でも羞恥心時代でもねぇ。俺たちの青春は今に決まってるだろう。最高な未来に向かっていこう」と繰り広げられた「一笑懸命」「マジ歌」で会場のボルテージはマックスに。本編最後の曲「いるよ」を歌い終えて、ステージをあとにした。
アンコールは、遊助のライブでいちばん盛り上がると言っても過言ではない「チャンピオン」からスタート。
そして、もう外に飛び出してもいいんじゃないか、逢いたい人に会いに行こうという思いで“旅”をテーマにサンプリングカバーした「浪漫飛行~君と逢えたら~」「さすらい~旅路~」を2曲続けて歌唱。今までの公演の中でいちばんのパフォーマンスだったと自画自賛すると、会場からはいつも以上に長い拍手が。
「次に歌う曲は本当に新曲です。最近よくあの頃がよかった、コロナの前のほうがよかったって、“時代”のせいにした言葉をよく聞くんだけど、俺たちが生きているのは今だろ。俺もそうだしみんなにも今を生きてほしいからこんな曲を作ったんだ」と、9月21日発売の新曲「僕らの時代」を初披露。
“こんなはずじゃねぇって生きるな、こんなもんだろうって生きても、こんなもんじゃねぇって生きて行こう”と歌い上げられるストレートなメッセージを受け、観客は感動の渦に飲み込まれた。
そして「最後は笑って終わりたい。最後の曲は俺の物語を綴った曲です」と披露された、ラストの「History VIII」を終えて深々と挨拶した遊助は、マイクを置き自らの肉声で「ありがとうございました! また会おうね」と呼びかけてステージをあとにした。
リリース情報
2022.08.12 ON SALE
DIGITAL SINGLE「浪漫飛行~君と逢えたら~」
2022.08.27 ON SALE
DIGITAL SINGLE「さすらい~旅路~」
2022.09.21 ON SALE
SINGLE「僕らの時代」
遊助 OFFICIAL SITE
https://www.yuusuke.jp/