■予期せぬ“宇宙大統領みゆき”の登場に驚きを隠せない、宇宙人ジョーンズ!(笑)
発売30周年を迎えたサントリーコーヒー“BOSS”のTVCM『地球調査シリーズ』の最新作として、トミー・リー・ジョーンズ、役所広司、杉咲花、神木隆之介、野口聡一、中島みゆきが出演する『宇宙人ジョーンズ・禁じられた惑星』篇(30秒×3タイプ、120秒)が、9月1日から全国でオンエアされる。
■TVCMについて
とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、様々な職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」。その最新作には、役所広司、杉咲花、神木隆之介らおなじみのメンバーに加え、ジョーンズを地球へ派遣した張本人“宇宙大統領みゆき”役で、歌手の中島みゆきが出演する。
2006年の放送開始以来、5曲もの作品がCM楽曲に起用され、すべての働く人を応援する同シリーズに縁の深い存在の中島だが、名曲「ヘッドライト・テールライト」「ファイト!」とともに、本人が初めてCMに登場。中島自身、本作品が約11年ぶりのCM出演となる。
さらに、宇宙飛行士の野口聡一が、ロケットのネジを手掛ける町工場の従業員役で人生初のお芝居に挑戦。ボスの発売30周年の節目にふさわしい、豪華キャストが顔をそろえた。
本CMのテーマは、「なぜこの惑星の住人はこれほどまでに働くのか」。自分にとって最大の関心事であるこの答えを探るべく、役所が経営する町工場に事務員として潜り込んだ、宇宙大統領みゆき。ところが、ロッカーの奥にこっそり隠し部屋を作って、地球で働く人々の様子をモニタリングしたり、従業員として潜入調査していたジョーンズに身分を明かし、その答えを尋ねたりしても要領を得ない。そこで彼女が取り出したのは「働くの停止スイッチ」なる代物。そのボタンを押した瞬間、地球上の至るところで起こった前代未聞の出来事とは果たして……。
宇宙大統領が小さな町工場で起こした気まぐれが、地球全体を巻き込む事態へと発展していく、壮大かつダイナミックなSFストーリーを、中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」「ファイト!」と共に楽しもう。
【撮影エピソード】
■おちゃめなジョーンズの立ち居振る舞いにほっこり
目の前で事務員の中島から正体を明かされるシーンで、「驚きをやや強く」という指示を受けたジョーンズ。その演技を終えた直後、すぐにオーバーアクションだと気付いたものの、そのままプレイバックの確認を待っていると、案の定、監督から撮り直しの指示が。予想どおりの反応に「やっぱりそうですか(笑)」といたずらっぽい笑みを浮かべていた。
また、宇宙大統領に続いて、ロッカーの奥へ入っていくシーン。狭いスペースから大きな体を窮屈そうに出す姿がコミカルだが、実際に撮影中もガタガタ音を鳴らしながら、ロッカーのあちこちに手足をぶつけながら入っていたジョーンズ。心配したスタッフが「大丈夫ですか?」と声をかけると、「OK! ちょっと手がデカいもんでねぇ(笑)」とちゃめっ気たっぷりに大きな手をアピールして、現場の笑いを誘っていた。
■町工場での作業が板につき過ぎの杉咲へ、役所からまさかのツッコミ
町工場のシーンで、「卓上旋盤」を操作した役所と杉咲。足元のペダルを操作しながら、ネジ表面の凹凸を整えるこの機械は、実際の作業現場で使われているもので、事前に指導の先生からレクチャーを受けたうえで撮影に臨んだ。できる限りリアルな状況を再現すべく、役所は「作り終えたネジはどこに置くんですか?」などと熱心に質問。一方の杉咲も一連の流れを確認し、練習をくり返しながら自然な動きを追求していた。そんな彼女の姿を見て、「何だか板についてますね」と感心していた神木。そこへ役所も「キャリア20年ぐらい?」と軽口をたたきながら加わると、杉咲が「そんなぁ、5歳からこの仕事してることになるじゃないですか(笑)」とユーモラスに返し、3人で楽しそうに笑い声を上げる場面があった。
■息の合ったコミカルな感電芝居にキャストもスタッフも大爆笑
働けない状況にしびれを切らした杉咲が機械に触れ、助けに来た神木も一緒に感電してしまうシーン。「仕掛けはないので、ご自身でビリビリしびれるお芝居をしてください」と指示を受けると、「よし!」とがぜんやる気を見せた神木。ファーストテイクから硬直した体をガクガク震わせるだけでなく、白目までむく迫真の演技を披露し、現場を盛り上げていた。これにはカメラ側を向いていて、後ろの様子が分からなかった杉咲も、プレイバックを観ながら大笑い。ここでは結局監督の判断で、神木寄りのアクションで行くこととなり、撮影後、杉咲が思わず「このふたり、大丈夫かなぁ…」とこぼしたOKテイクを、ぜひ本編で楽しもう。
■宇宙飛行士から俳優へ転身!? 野口が人生初の演技に挑戦!
今回のCM撮影が人生初のお芝居ということで、緊張をほぐすかのように「頑張ります!」と力強く意気込みを語って、カメラ前へ向かった野口。冒頭から演出の意図を素早く理解し、的確に演じてみせると、潜在能力の高さを感じ取った監督から「ちょっと難しいことをお願いしてもいいですか?」と打診され、「セリフの間を少し詰めたい」「動くスピードをもっと早く」などと、役者と同様の演技に対する細かい指示が次々と飛んでいた。
そんな野口が最も力が入ったのが、「宇宙飛行士だって感謝してたはずです!」と勢いよく作業台へ向かうシーン。町工場の職人が作るロケット用のネジのすごさを、誰よりも理解している野口だけに、監督から「今の良かったですね~」とOKが出たときには、満面の笑みで喜びをあらわにしていた。
■ファーストテイクでのほほ笑ましいNGに照れ笑い
中島の撮影は、お掃除道具を手にロッカーへ入っていくシーンからスタート。さっそく上手に体勢を横にして、カニ歩きのごとくスムーズに入っていったものの、最後の最後で手元のモップが勢い余って、派手な音を立てながらドアに激突。ファーストテイクでの思わぬNGに、中島も「ガッツン、だって(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
■居眠り姿をお披露目も、まさかの怪力に一同驚愕!?
「働くの停止スイッチ」を持ったまま居眠りしているシーンで、監督から「イビキをかいているお芝居を」というリクエストがあり、「はーい」と快く応じた中島。撮影後のプレイバックで、おそらく初めて目にするであろう鼻や喉を鳴らして寝る自身の姿を、「アハハハ」と笑いながら楽しそうに見つめる場面があった。また、ジョーンズからスイッチを奪われる際、「ちょっと抵抗してみてください」と指示を受けると、中島は手首にくっきり筋が浮かぶほどの力で必死に抵抗。そのまま体ごと浮き上がってしまうひと幕もあり、意外な握力の強さで周囲を驚かせていた。
■宇宙大統領と事務員の二役を演じきった圧倒的な存在感
回想シーンでは、華やかなアクセサリーと気品ある白のドレスを身にまとい、配下のジョーンズに命令を下す宇宙大統領みゆきを、圧倒的な存在感と独特の口調を駆使して演じていた中島。その一方で、宇宙大統領の仮の姿である事務員のシーンも、作業着にメガネ、エプロン、頭に巻いたスカーフ(シーンごとに色の変化あり)をバッチリ着こなすなど、重厚感と軽やかさを兼ね備えた唯一無二のキャラクターを見事に演じ分けていた。その中で現場が最も沸いたのが、再び働けるようになって喜ぶ役所たちを見て、中島が「ファーイト!」とエールを送る場面。チャーミングな言い回しと優しい笑顔がとても印象的で、監督も「素晴らしい!」と文句なしの一発OKを出していた。
サントリー“BOSS”ブランドサイト
https://www.suntory.co.jp/softdrink/boss/
中島みゆき OFFICIAL SITE
https://www.miyuki.jp