■「国内外問わず類をみない、とてもクレイジーな映画が出来上がりました」(中島裕翔)
Hey! Say! JUMPの中島裕翔が、『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚によるオリジナル脚本、『海炭市叙景』『私の男』などで海外からも高い評価を受ける熊切和嘉監督による2023年2月公開の映画『#マンホール』の主演を務めることが明らかになった。
現在放送中のドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)の主演を務める中島は、『僕らのごはんは明日で待ってる』(2017)以来、6年ぶりの映画主演となる。
中島が演じる主人公・川村俊介は、勤務先の不動産会社での営業成績はナンバー1、上司や同僚の信頼も厚く、さらには社長令嬢との結婚も決まり、将来を約束された超がつくほどのハイスペック男。結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまうという、幸せの絶頂からどん底に転落してしまう男を演じる。
4月下旬に本作の撮影を終えた中島は、熊切監督の印象について「すごい方というイメージがあったので最初は緊張していたのですが、すごく気さくにしゃべってくださる明るい方。笑顔で『今のよかったよ!!』と現場で1番楽しそうに撮っている純粋な様子がちょっと怖くもあり、こういう人だからこそ狂気に満ち溢れたものを作れるんだなと思いました」と初タッグを振り返った。
一方、中島について熊切監督は「とにかく身体能力が高い! 今回自分のなかでもここまでのジャンル映画というのは初なのですが、中島君が緊迫感を肉体で上手に表現してくれました」と太鼓判を押した。
また、本作の特報映像&メインビジュアルも解禁。マンホールの底で緊迫感たっぷりに怪演する中島裕翔の新境地が垣間見える映像となっている。
メインビジュアルでは、深く暗いマンホール内部のはしごをよじ登り、泥だらけ&傷だらけになりながら必死に脱出を試みる主人公・川村の姿が。「この穴、何かがおかしい。」というコピーから本作の不穏な展開が想起させられる。
■中島裕翔 コメント
3週間強の撮影期間だったのですが、もっと長い間撮影していたのではないかというくらい濃い内容でしたので、本当にそれが終わったんだなという実感があります。雨に濡れたり泥や泡にまみれたりと想像以上に大変なことがたくさんありましたが、熊切監督作品の歴史に残る映画に参加できて光栄です。
国内外問わず類をみない、とてもクレイジーな映画が出来上がりました。没入感をもって見て頂けるような作品になっていると思いますので、皆さんもこの映画を見てちょっと息苦しくなってほしいなと思います。見ている人を1度、2度、3度、もっとたくさん驚かせたいと思います!■熊切和嘉監督 コメント
今回自分のなかでもここまでのジャンル映画というのは初なのですが、中島君が緊迫感を肉体で上手に表現してくれました。2人で演技プランをディスカッションしていくなかで、僕が思っていた以上に中島君のいつもとは違った面が出てくるのも面白かったです(笑)
本当に難儀な台本ではありましたが、スタッフみんなが徹底的にやってくれたことと、中島君が最後まで信じ切って演じてくれたことで、マンホールという狭い空間の中でとても大きな画を描けたような気がしてます。これから仕上げと編集も徹底的にやって、面白い映画に仕上げようと思いますので楽しみにしていてください。
映画情報
『#マンホール』
2023年2月TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督:熊切和嘉
原案・脚本:岡田道尚
出演:中島裕翔
制作プロダクション:ツインズジャパン
製作幹事・配給:ギャガ
【ストーリー】
勤務先の不動産会社での営業成績はNo1、社長令嬢との結婚も決まり、将来を約束された男・川村。結婚式前夜に開かれたサプライズパーティの帰り道、酩酊した彼はマンホールの底に落ちてしまう。深夜、穴の底で目を覚ました川村は、手元にある唯一の道具・スマートフォンを駆使し、GPSで居場所を探るが誤作動を起こしてしまう。警察や友人知人、果ては元カノにまで助けを求めるも状況は悪化の一途をたどるのだった。ついにはSNSでアカウントを立ち上げ、フォロワーに助けを乞いながら脱出を試みるのだが…。
(C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
映画公式サイト
https://gaga.ne.jp/manhole/