■「実は(劇中で)ずっとマニキュアしてます。(手袋で)見えないけど」(MIYAVI)
主演・岡田准一、監督・脚本・原田眞人によるノンストップクライムエンターテイメント『ヘルドッグス』から、新場面写真が解禁された
今回公開されたのは、岡田准一演じる元警官の主人公・兼高昭吾が潜入することになる、関東最大のヤクザ組織「東鞘会(とうしょうかい)」の七代目会長である十朱(とあけ)を演じるMIYAVIの新場面写真4点。
MIYAVI演じる十朱は、異例の人事で組長に就任した若きトップ。日本、アジアで勢力を伸ばすインテリヤクザであり、華奢に見えて高い戦闘力を持つ。美しく、知的でミステリアスな魅力を放つ十朱は、その見た目だけでなく生活スタイルも洗練されたもの。規則正しい毎日を過ごし、趣味は美術館めぐり。つねにスタイリッシュなスーツを着こなし、指紋を残さないための手袋が欠かせない。まるで超一流のビジネスマンのような日々の中で、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」に集う猛者どもを率いている。
兼高の潜入ミッションの目的は、十朱が持つ“ある秘密ファイル”を奪うこと。この超危険な任務を成功させるためには、どうしても避けて通れない最重要人物だ。そんな十朱の護衛に抜擢された兼高は、十朱からも少しづつ信頼されるようになっていくが、ふたりの間には、つねに信頼と疑惑が渦巻き、真実と過去を探り合う「愛」とも「憎しみ」とも呼べる複雑な心情が絡み合う。
十朱役を演じたMIYAVIは、本作の魅力を、「映画のストーリーの中でいろんな形の愛の美しさが存在していて、そこに僕はすごく惹かれたし、魅力を感じましたね」とコメント。また十朱役を演じる上で「実はずっとマニキュアしてます。(手袋で)見えないけど。首元にもワンポイントでタトゥーがあったり」と細かなこだわりが隠されていることを明かしている。さらに原作はかなり描写が激しいと語っているが、「そこに原田監督の独特なアート的な視点が加わっていて、絵の切り取り方、いろんなものの引用の仕方が独特ですごい。一緒にやらせてもらって、いろいろと勉強になりましたし、とても面白かったです」と原田監督の手腕と充実していた撮影を振り返っている。
今回到着した場面写真でも、どこか決意を秘めた眼差しで兼高と向き合う意味深な場面写真や、赤い光に包まれた空間で祈りを捧げる怪しげな儀式を行う様子、趣味である美術館巡りに興じている姿など、一般的なヤクザのイメージからはかけ離れた、ミステリアスな魅力が満載の様子が切り取られている。美しいだけではない、闇に秘めた何かを隠し持つ十朱という男の謎は深まるばかりだ。
信頼と疑惑というアンビバレンスな感情、そしてそこから芽生える“ある種の愛”。カオスとも呼べる複雑な心情描写が、ストーリーをよりいっそう引き立て、物語はクライマックスへと向かっていく!
映画情報
『ヘルドッグス』
9月16日(金)全国公開
出演:岡田准一 坂口健太郎 松岡茉優 ・ MIYAVI ・ 北村一輝 大竹しのぶ
金田 哲 木竜麻生 中島亜梨沙 杏子 大場泰正 吉原光夫 尾上右近 田中美央 村上 淳 酒向 芳
監督・脚本:原田眞人
原作:深町秋生「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(C)2022「ヘルドッグス」製作委員会
映画『ヘルドッグス』作品サイト
www.helldogs.jp