■「まだまだ無名の新人。だけど才能は間違いない。あとは“見つかる”だけだ」(音楽ジャーナリスト・柴那典)
SNSやYouTubeなどの発信もほとんどなく、数曲の配信のみで、未だ正体不明の異形のシンガーでソングライター、トラックメーカーのRQNY(読み:ロニー)が、自身初のバンドル作品となる1st EP『pain(ts)』のリリースを発表した。
RQNYは、8月20日、『SUMMER SONIC 2022 OSAKA』に電撃出演。MONJOE(DATS)をバックDJに迎え、初の大舞台ながらMASSIVEステージを所狭しと動き回り、堂々のパフォーマンスを披露したばかり。
1st EP『pain(ts)』からの先行配信曲として、8月5日、19日に「shame」「live for」の2曲を連続でドロップ。「live for」は、『RADAR:Early Noise 2022』など多数のプレイリストに選曲された他、先行曲「live for」が音楽評論家に絶賛されるなど、早聴きの音楽ファンおよび関係者の間で、1st EPに対する期待値はすでに十二分に高まりきっている。
現在、ベッドルームで作り続けられてきたRQNYの膨大なデモ音源の中から、不定期的にYouTubeにアップロードされるシリーズ『=SKETCH(ES)」が進行中。1st EP『pain(ts)』は、このスケッチ=写生、ドローイングに呼応する意味を持つpaint(ペイント)と、pain(苦しみ)のダブルミーニングタイトルから生まれた全7曲が収録される。
RQNY自身の自己紹介のためにセレクトされた、いわばひとつながりの組曲となっており、作詞から作曲、アレンジ、プログラミング、レコーディングまでの制作過程のほとんどを自らDIYで行うスタイルを軸に、研ぎ澄まされたトラックと、自らのアティチュードを反映させた胸を鷲掴みにされるような歌詞を融合させている。
RQNY(読み:ロニー)の1st EP『pain(ts)』は、8月31日にリリースされる。
「これは本物だ。誰にも似ていない。誰とも群れていない。ステージのRQNYは生々しいフィジカルの迫力を放っていた」
「『live for』という曲だった。「バカにされぬように」「バカに負けぬように」と歌うこの曲。イントロからループするピアノのフレーズは切なく悲しげだけれど、メロディと言葉は、凛とした強さを持っている。曲の中で言及されているマイケル・ジャクソンは幼少期に強い影響を受けた彼のルーツなのだという。音楽に身を賭す決意表明を綴った一曲だ」
「まだまだ無名の新人。だけど才能は間違いない。あとは“見つかる”だけだと思っている」(すべて、音楽ジャーナリスト・柴 那典)
リリース情報
2022.08.31 ON SALE
DIGITAL EP『pain(ts)』
RQNY OFFICIAL SITE
https://rqny.jp/