■「オーディオガイドなどを通して知識を深めて作品や作家を身近に感じていただけるとうれしいです」(乃木坂46。齋藤飛鳥)
齋藤飛鳥(乃木坂46)が、9月17日より京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」にて開催される『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』展の展覧会オーディオガイドのナレーターに決定した。
大衆文化やポップカルチャーにおける様々なイメージをモチーフとして作品に取り入れていったアンディ・ウォーホルの展覧会ならではのキャスティングということで、今回、日本におけるエンターテインメントカルチャーのひとつである“アイドルカルチャー”を代表するといっても過言ではない、乃木坂46の1期生としてグループのセンターを務めた経験もある、齋藤飛鳥のオーディオガイドのナレータ―としての参加が実現した。齋藤飛鳥が美術展のオーディオガイドを務めるのは今回が初めてとなる。
オーディオガイドは、作品やアーティストのバックグラウンドについて語りながら、来場者と同じ目線で展覧会を楽しみながら巡っているような内容に。なお、今回のオーディオガイドは、来場者全員が無料でアクセスできるWEBブラウザ形式になっているため、来場の際はぜひ自身のスマートフォン等でアクセスして楽しもう。
そして、開催日でもある9月17日15時から『アンディ・ウォーホル・キョウト:オープニングトーク~ピッツバーグから京都へ』と題して、アンディ・ウォーホル美術館館長のパトリック・ムーアと、本展のキュレーターのホセ・カルロス・ディアズの両名による講演会の開催も決定。ピッツバーグ出身のアンディ・ウォーホルの芸術の本質や、本展のハイライト、また特に京都との関連性に焦点を当てて語り合う。定員先着50名となっており、9月1日より参加の受付が開始されるので詳しくは公式HPを確認しよう。
なお、本展の一般前売りチケットは各プレイガイドで8月17日より発売スタートとなる。
■齋藤飛鳥 コメント
◇オーディオガイドを担当した感想
有名なヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコのジャケットイラストなど元々いくつかの作品とアンディ・ウォーホルという名前は知っていて、カラフルな作品の印象からポップな人なんだろうなと思っていたのですが、今回オーディオガイドを担当させていただいて色々と知ったことでそのイメージがぐるっと真逆になりました。身体が病弱だった幼少期があったり、コンプレックスをたくさん抱えていたり、描いている鮮やかな作品の裏側に深いヒストリーがあって、改めてアンディ・ウォーホルは深い人なんだなと思いました。
今回ありがたいことにお声をかけていただいたのですが、私自身はアンディ・ウォーホルやアートに関する知識があるわけではないので、お話しすることで深みを持たせようとかではなく、一方できっと私みたいに初めて知る情報がたくさんある人も多いと思うので、そういった方々が楽しく知れるように友達や知り合いにお話しするような、ポップな気持ちで収録しました。
京都に2回訪れていることだったり、日本食が好きなことだったりといった、へえと思う情報から、本人が残した名言まで、「当時こんな感じだったのか」ということや、「こんな人だったんだ」ということが全段落に詰まっていますので楽しんでいただけるとうれしいです。◇展覧会によせて
アンディ・ウォーホルが大好きな方々には、日本初公開の作品が100点近く展示され且つ全国的に見ても約十年ぶりの大規模個展となる今回の貴重な機会を是非お楽しみいただきたいなと思っています。また、私たちの世代くらいのアンディ・ウォーホルをご存じない方も、オーディオガイドなどを通して知識を深めて作品や作家を身近に感じていただけるとうれしいですし、また、何も知らなくても作品を見るだけで楽しんでいただけたり、心に刺さる作品に出会えたりもすると思いますので、是非アンディ・ウォーホル・キョウトに足をお運びください!
イベント情報
『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』
09/17(土)~ 2023/02/12(日)京都・京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」
休館日:月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日
主催:京都市、アンディ・ウォーホル美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、MBSテレビ、産経新聞社、京都新聞、WOWOW、FM802/FM COCOLO
企画制作:イムラアートギャラリー、ソニー・ミュージックエンタテインメント
『アンディ・ウォーホル・キョウト:オープニングトーク~ピッツバーグから京都へ』
09/17(土)京都・京都市京セラ美術館 講演室(本館地下1階)
15:00~16:30
講師:パトリック・ムーア(アンディ・ウォーホル美術館館長)、ホセ・カルロス・ディアズ(同館主任学芸員「アンディ・ウォーホル・キョウト」展 キュレーター)
モデレーター:土屋隆英(京都市京セラ美術館)