■「野球には苦い思い出がありました。でも、今日ですごく良い思い出に変わった気がします」(黒沢薫)
ゴスペラーズの黒沢薫が、8月4日に東京ドームで開催された『野球伝来150年セレモニー』に国歌独唱アーティストとして登場。初の“国歌独唱”で観客に圧巻の歌声を披露した。
このセレモニーは同日の対戦カードとなる読売ジャイアンツ対阪神タイガース戦に先立って行われたもの。今年で野球が日本に伝わって150年であることを記念し実施された。
セレモニーでは、アメリカ空軍音楽隊のボーカリスト2名がアメリカ国歌を披露したあと、黒沢が白シャツに黒のスーツというシックな衣装で登場し、多くの観客が見守るなか自身初となる国歌独唱を披露。静寂に包まれる東京ドームに力強い歌声が響き、独唱後には会場から万雷の拍手が送られた。
セレモニーではその後、日本人初のメジャーリーガーである村上雅則氏が始球式に登場し会場を盛り上げた。
■黒沢薫 コメント
野球が伝来してから日米150年。
皆さん信じないですが、僕は小学校のときに少年野球をやっていました。しかし、全くうまくならずに終わったため、野球には苦い思い出がありました。でも、今日ですごく良い思い出に変わった気がします。
150年という歴史の重みも感じましたし、空軍音楽隊のお二人のアメリカ国歌も素晴らしかったです。
また、アメリカ国歌がわりと勇ましい国歌なので、いつもの君が代よりは少し勇ましかったかもしれません。
非常に緊張しましたが、歌手としての非常に貴重な経験の一つになったので、また呼んでください。
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