■「このような贅沢な環境で歌えることは、神様がくれたギフト」(加藤ミリヤ)
加藤ミリヤが地元・豊田市で岩村力の指揮者のもと、 名古屋フィルハーモニー交響楽団とのオーケストラコンサートにゲスト出演し観客を魅了した。
まず1曲目は「With U」からスタート。イントロが流れるなか、ブラックのドレスに包まれたミリヤが登場。その凛とした姿は一瞬で会場の視線を奪った。歌唱後まず「豊田の皆さん、こんばんは。そしてただいま」と地元愛を感じさせる第一声を放った。地元でこんな大規模のオーケストラ編成で歌える喜びに感謝の気持ちを伝えたのち、「SAYONARAベイベー」「ほんとの僕を知って」を2曲連続で歌唱。彼女の代表曲のひとつでもある「SAYONARAベイベー」は様々アレンジで歌唱されてきたが、今回のオーケストラアレンジも記憶に残る壮大なアレンジに仕上がっていた。
その後のMCでは豊田市での思い出をトーク。小学生まで豊田市で育ったミリヤだが、今も当時のことを鮮明に覚えていて、当時の起こった出来事や感じたことの積み重ねが彼女の紡ぐ歌という表現になっているという。
続く歌唱曲は「Aitai」。「次の曲は歌手としていちばん歌ってきたかもしれないです。そんな曲ですが、今までの中でいちばん少人数編成で歌唱します。もうこんな編成は二度とないかもしれないです。一言ひと言大事に歌いますので、皆さんもぜひ大事に聴いてください」と、ピアノ、フルート、クラリネットそしてボーカルの4重奏で披露した。
続いてカノンのサンプリング楽曲でもある「Love is…」を披露。歌唱後ひと口喉を潤すと、静かに歌手としてデビューした17年間、音楽をやれていることに感謝しながら、今このような贅沢な環境で歌えることが神様がくれたギフトだと語った。続いては、ミリヤ自身、今精力的にデジタルリリースをしている楽曲の中で特に気に入っているという新曲「Goodbye Darling」を歌唱し、そして最後の楽曲は豊田市が舞台になった映画『僕と彼女とラリーと』の主題歌「JOYRIDE」を披露。「この歌は豊田市のために作りました。世界に誇る豊田だからこそ1番はすべて英語の歌詞にしました」と壮大なサウンドと圧巻なパフォーマンスで幕を閉じた。
その後、大きなアンコールの拍手のなら再度ステージ上へ。主催の豊田商工会議所より花束を受け取ったのち「アンコールとして最後もう1曲歌ってもいいですか。心をひとつする曲を歌います。皆様に感謝の気持ちを込めて」と「HEART BEAT」を披露。鳴りやまない拍手のなか、「今日は皆さま本当にありがとうございます。これからもまだまだ歌い続けます。愛し愛されて生きてください」と満面の笑顔でステージを後にした。
加藤ミリヤは、ほぼ毎月1曲という短期間で新曲をリリース中。これからもまだまだ楽曲をリリース予定だという。
リリース情報
2022.06.29 ON SALE
加藤ミリヤ feat. Yo-Sea
DIGITAL SINGLE「BE MY BABY」
加藤ミリヤ OFFICIAL SITE
http://www.miliyah.com/