■大河ドラマ『どうする家康』は2023年1月より放送スタート
ピアニストで作曲家の稲本響が、松本潤が主人公・徳川家康を演じる2023年放送の大河ドラマ『どうする家康』の音楽を担当することが決定した。
稲本響は、1977年大阪・堺生まれ。3歳でピアノを始め、5歳でステージデビュー。18歳でドイツへ留学し、ピアニストの巨匠・アルフレッド・コルトーの奏法を身につけ独自の改良を加える。映画、ドラマ、舞台、CMなどの作曲・音楽監督も務めており、主な作品は、映画『長い散歩』『グラスホッパー』、ドラマ『私という運命について』、舞台『海の上のピアニスト』『君と見る千の夢』。NHKにおいては『眩〜北斎の娘〜』『平成細雪』『ストレンジャー〜上海の芥川龍之介〜』『ノースライト』などを担当。
【大河ドラマ『どうする家康』ストーリー】
貧しき小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。そんな今川家に染まる姿を、元康に付き添っていた石川数正、鳥居元忠ら三河の者たちは苦々しく思っていた。
ある日、父の墓参りに三河・岡崎を訪れた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う家康にとって、彼らの思いは重荷でもあった。
1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届けられる!しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長!幼い頃、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。
織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。どうする家康! この決断が、ピンチとガマンの連続、壮絶な家康の人生の幕開けだった。
番組情報
NHK大河ドラマ『どうする家康』
【放送予定】2023年1月~12月
【主演】松本潤【作】古沢良太
【制作統括】磯智明【演出統括】加藤拓【プロデューサー】村山峻平 堀内裕介