■代表曲「夏の思い出」「LOVE LOVE Summer」、最新アルバムより「走り続けた日々」など全21曲を披露
ケツメイシのデビュー20周年を記念したツアー『KTM TOUR 2022 20th Anniversary「時代は変わるぜよ!!」どんだけ~』のさいたまスーパーアリーナ公演が7月3日に約1万8000人を動員して開催された。
同会場での公演は前日2日から開催され、2日間で約3万6000人が駆けつけた。
ケツメイシが有観客ツアーを行うのは、19年7月7日に最終日を迎えたツアー『KTM TOUR 2019 荒野をさすらう4人のガンマン』沖縄公演以来約2年10ヶ月ぶり。
5月14日、神戸ワールド記念ホール公演から始まった本ツアーは、全国10都市で20公演開催され、メジャーデビュー20周年アニバーサリーツアーに相応しく、これまでの代表曲から最新アルバム『ケツノポリス12』収録曲まで、オールタイムなケツメイシを楽しめる内容だった。
03年にリリースされた夏定番ソングである「夏の思い出」では、印象的なイントロが流れた瞬間、マスク越しにもかかわらず会場のボルテージが上がり、初出場を果たした第72回紅白歌合戦にて歌唱した「ライフイズビューティフル」では、メジャーデビュー15周年で行われたファン投票では堂々の第2位を獲得するなどファンには非常に人気の高い楽曲ということもあり、MCでリーダーの大蔵が「ケツメイシを紅白歌合戦に連れて行ってくれて、本当にみなさんありがとう」のMCに、会場は万雷の握手が沸き起こった。さらに第101回全国高校ラグビー大会のテーマソング「走り続けた日々」や誰でも真似できる振り付けで、会場と一緒に盛り上がった「LOVE LOVE Summer」など全21曲を披露した。
また、ケツメイシのツアーでは定番となっているコントでは、今回“幕末時代”をコンセプトにした内容。「時代は変わるぜよ!!」のタイトル通り、目まぐるしい世の中・情勢の変革というメッセージも含んだコントも披露した。
メンバー最年長のRYOは、先日最年少メンバーのDJ KOHNOが先週45歳の誕生が迎えたことを踏まえ、「我々も名実ともにアラフィフのおじさんグループになりました。(ファンの皆様も)ともに成長し年を重ね、ともに成長し年を重ねてきたことに、こんな嬉しいことはありません」と20周年を振り返った。
なお、本ツアーは11月12日の宮城公演まで全国各地で開催される。
KTM TOUR 2021特設サイト
http://20th.ketsume.com/tour/
ケツメイシ OFFCIAL SITE
https://www.ketsume.com/