■「このライブの実際の映像は残っていないので、なるべくエルヴィスらしさを追求するためにたくさんの研究を重ねました」(オースティン・バトラー)
エルヴィス・プレスリーの伝記映画『エルヴィス』(7月1日公開)より、社会の反発にも屈さず自分の音楽スタイルを貫いたエルヴィスが名曲「トラブル」を披露するライブシーンの本編映像が公開された。
誰も見たことのない音楽、“ロック”と腰を小刻みに揺らす独特のダンスで瞬く間に全米中の若者を熱狂の渦に巻き込んだエルヴィス。同時にその過激なパフォーマンスは、保守的な大人たちから反発を呼び、世間の非難を一身に浴びることになる。解禁された映像には、エルヴィスを監視下におこうと警察が出動するなかでの緊迫感溢れるライブシーンの一端が映し出されている。
熱狂と反発の渦中にあるエルヴィスが、故郷メンフィスのラスウッド・パークスタジアムで行ったライブ。ステージに上がる直前、「指一本動かせば逮捕だ」とセクシーで特徴的なダンスも禁じられてしまう。しかしエルヴィスは「誰に何を言われようと、自分の心に従え」と反抗の姿勢を見せる。「本物のエルヴィスを見せてやる!」の言葉とともに「トラブル」のパフォーマンスを始めると、会場に集まった観客の興奮はいっきに最高潮へ。
圧巻のパフォーマンスはさらなる熱狂を生み、音楽で世界を一変させたエルヴィスの伝説を全米中に知らしめた衝撃のライブとなった。圧力に屈さず自分の信念を貫くエルヴィスの反骨精神と、全米の若者を熱狂させたエルヴィスの魅力が映し出された迫力満点の映像となっている。
ほぼ全編にわたって吹替えなしで歌唱とダンスを行い世界中で注目と称賛を集めているオースティン・バトラーは「ラスウッド・パークのライブで『トラブル』を歌うシーンはとても印象に残っています。このライブの実際の映像は残っていないので、なるべくエルヴィスらしさを追求するためにたくさんの研究を重ねました」とコメント。
さらに「映像が残っていない楽曲をパフォーマンスするときは、別の曲の動画や音声、当時の写真などあらゆるものを研究したのです。エルヴィスがマイクを握ったままステージで寝転ぶ写真を見つけ、そのイメージをパフォーマンスに取り入れたり、同じ曲のなかでも曲調が変わるごとにアクションを変えたり――そんな作業を積み重ねていきました」と撮影を振り返り、役作りに約3年もの月日をかけ、入手できる限りの資料すべてを参考に研究を重ねてこのライブシーンの撮影に挑んだこと明かしている。
映画情報
『エルヴィス』
7月1日(金)日本公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
リリース情報
2022.06.24 ON SALE
DIGITAL ALBUM『エルヴィス』オリジナル・サウンドトラック
2022.07.29 ON SALE
ALBUM『エルヴィス』オリジナル・サウンドトラック
映画『エルヴィス』公式サイト
elvis-movie.jp