■「あなたたちが奏でるその音楽が、私たちの居場所になっているのです」(milet)
『サマーソニック2022』への出演も決定しているUKロックの雄、クーラ・シェイカーのニューアルバム『ファースト・コングリゲイショナル・チャーチ・オブ・エターナル・ラヴ・アンド・フリー・ハグス』の国内盤が、6月15日に発売となった。
前作『K2.0』から約6年、通算6作目となる本作は、正義と悪、堕落と救済、愛と恐怖などを、インタールードを含め計20曲で紡ぐ壮大なコンセプトアルバム。サウンド面では、王道ブリティッシュロック、カントリー、ブルース、アシッドフォークなどバンド史上最も多彩なサウンドを披露しつつ、彼らのトレードマークである煌びやかなギターリフと神秘性に満ちたメロディが織りなす、まさにクーラ・シェイカーとしか言いようのないサウンドは健在となっている。
日本盤は、ボーナストラックが1曲追加収録される他、クリスピアン・ミルズ(Vo&Gu)による各曲解説付き。さらに高品質Blue-specCD2仕様と、ファンにとってはうれしいスペシャルな内容だ。
コロナ禍という困難な時期に制作された本作。6年の沈黙を破り、再びあらたなアルバムを創ることになったきっかけについて、クリスピアンは以下のように語っている。
「クーラ・シェイカーがまたアルバムを作ることになった、いちばんのインスピレーションは、激変する世界だった。というのも、正直言って『K2.0』のあとは…あれはひとつの周期の終わりを意味する作品だった。クーラ・シェイカーのストーリーが『K2.0』で終わるのは間違いない。僕たちは旅に出て、大人になって、成長して、アルバムを作って…そこで終わりだった。『ファースト・コングリゲイショナル・チャーチ・オブ・エターナル・ラヴ・アンド・フリー・ハグス』でリブートしたような感じ。新しい章、新しい命が始まったんだ」
かねてからクーラ・シェイカーの大ファンであることを公言しているシンガーソングライターのmilet(ミレイ)から新作についてのコメントも到着。
クーラ・シェイカーとmiletは『サマーソニック2022』で同日(8月20日:大阪、8月21日:東京)にマウンテン・ステージへの出演をそれぞれ予定しており、さおれぞれのパフォーマンスに注目が高まっている。
■milet コメント
この声、歪み、ハーモニーやミックスされたカルチャー。
「おかえりなさい」が溢れる懐かしい安心感と、より洗練された世界の解釈。胸が熱くなる。同じ時代に生きてこの夢を生で感じられる奇跡を噛み締める。
「全て変わったけど私たちは変わらないまま」あなたたちが奏でるその音楽が、私たちの居場所になっているのです。
リリース情報
2022.06.15 ON SALE
ALBUM『ファースト・コングリゲイショナル・チャーチ・オブ・エターナル・ラヴ・アンド・フリー・ハグス』
milet OFFICIAL SITE
https://www.milet.jp
クーラ・シェイカー OFFICIAL SITE
https://www.kulashaker.co.uk/
https://www.sonymusic.co.jp/artist/KulaShaker/